乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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このタイトルを見るたびに、「イブセマスジーっ!!」って叫びたくなるのです。すっごいマニアックでしかも古いネタですまん。

蟹工船・党生活者 (新潮文庫)蟹工船・党生活者 (新潮文庫)
(1954/06)
小林 多喜二

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蟹工船とは、北の海で蟹を採り、船上ですぐ缶詰その他に加工する、母船識漁業に使用する船。航船ではないため、航海法が適用されないぼろぼろな船の上で、非人道的な待遇に耐えて働いてきた乗組員たちが、一致団結して自分たちの権利を勝ち取ろうとするが・・・。

今の「ワーキングプア問題」に絡んでブームが起きてるそうで、最近は本屋でもよく見かけます。私が読んだのは角川文庫版。

名前のついた登場人物も何人かいるのだけど、この作中では個人個人について掘り下げるのではなく、集団の心理として、だんだん盛り上がっていく様が描かれています。
読むとき、「これが書かれたのは戦前で、上のほうに逆らうということが罪悪だと思われていた時代」だという事を念頭に置くと、それでもこの話を書いた多喜二という人がどれだけの信念を持っていたか、頭が下がる思いです。

そしてこの話、最後に希望が持てるかたちで終わっています。多喜二の願いがこもっているのだと思います。
現代と比較した感想云々は私には書けません。
しかし、これほど辛い思いをした人達がいたということ、ブームに乗る形でも読む人がいるのはいいことだと思います。決して、過去の遺物ではない。

今手に入るのは現代語訳されていて、(かな遣いや漢字が今様になっていて)読みやすいです。
ちょっと方言が気になる場面もありますが、そこは突き詰めなくても大丈夫です。
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どの作家さんが古典で、どの作家さんがそうじゃないのかの区分って難しい。私にとっては横溝正史は古典じゃないけど三島由紀夫は古典。このカテゴリは、そういうちょっと歪んだ基準でくくりますんで、「これは違うだろう!」っていうのがあってもご容赦を。

坊っちゃん (新潮文庫)坊っちゃん (新潮文庫)
(1950/01)
夏目 漱石

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四国に教師として赴任したおれ(坊ちゃん)は、曲がったことの大嫌いな一本気な性格。同僚の赤シャツや狸とやり合うことになるが・・・。

なんてあらすじ書いてみたけど、解説本もいろいろ出てるし、中学校のころには授業でもやるし、説明の必要もないような名作ですね。

私、未読でした。

授業で教わってあらすじを知っていたから、読む気が起こらなかったんです。
しかし、読んでみて思う。
やっぱ、名作といわれるものは面白いね。

小学生のころ太宰治を読み、さっぱりよさがわからなかったので、「古典名作って呼ばれてるものって、あんまり面白くないんじゃない?」とかってに決め付けてました。面目ない。
坊ちゃんの、無鉄砲な勢いのよさ、江戸っ子の口調、地元の人たちとの齟齬、畳み掛けるように進むストーリーが勢いがあってどんどん読めるし、応援したくなる感じ。
結局は「個性的すぎて縦社会に上手く順応できない青年」の話なのだけど、当時はこのくらい破天荒でも大丈夫だったのかと、今の時代を鑑みて色々考える部分がありました。
(今ならこんな先生、親のクレーム集中するだろう、きっと)

(古典については点数つけません)



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前に読んだことはあるんだけどね。ちょっとこの表紙にやられて買ってみた。

人間失格 (集英社文庫) 人間失格 (集英社文庫)
価格:¥ 270(税込)
発売日:1990-11

イラストレーター、誰か解りますか? 

「恥の多い人生を送ってきました」と始まる手記。太宰治の自伝的小説。

と、一応説明は書いてみたものの、学校の授業とかでもやるし、書く必要ないくらい有名だよね。

しかし、「なんか自殺寸前に書いた暗い小説」ってイメージしかない人も結構いると思う。知識としては知っているけど読んでない、みたいな。なので、どういう形にせよこの本が再販されて、若い人が手に取ってくれるというのはいいことだと思う。商売上手だな、と思わなくもないけど。

(点数はあえてつけません)




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