乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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「万歩計」は登録商標だそうです。知らなかった。

ザ・万歩計ザ・万歩計
(2008/03)
万城目 学

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鴨川ホルモーなどで知られる万城目氏、初のエッセイ集。

エッセイ集、ということになってるけど、実際は半分短編小説のようなものも混じってます。あちこちに書いたものを集めてるので、これというカラーはない。
それでいて、面白いのです。
そうかー、「ホルモー」や「鹿男」の発想は、こういうところから出てるのかー、って納得できた感じ。

一番吹いたのは「吐息でホルモー」のラスト。
なんてことない文章なんだけど、おとしどころがわかってらっしゃる、と思ってしまいました。

ただし、エッセイ単体で面白いかと聞かれると、「面白いものもある」といった感じ。
やっぱり本業は小説家。
(73点)
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テーマ:感想 - ジャンル:本・雑誌

図書館で予約する人がいなくなったらゆっくり借りようと目論んでた本です。意外と早く借りられました。

ホルモー六景ホルモー六景
(2007/11)
万城目 学

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京都で毎年行われる「ホルモー」という戦い。対戦するは京都大学青竜会、立命館大学白虎隊、京都産業大学玄武組、龍谷大学フェニックス。その戦いに関わった人たちの、それぞれのエピソードを集めた6編。

そんな人はいないと思うけど、「鴨川ホルモー」を読む前にこの本を読むのは損だと思う。一応今作にも形式説明はされているけれど、断然「鴨川~」を読んでからのほうが楽しめる。

前作は、「鴨川ホルモー」(第500回大会)の、それも青竜会に焦点を絞った作品だった。突き抜けた明るさとばかばかしさと、それでいてそれだけで終わらない、一流の娯楽作品だったのだけど、しかし戦いに相手がいる以上、相手も色々な事を考え、色々な体験をしているわけで。
そこのところをもう少し描いてみましょうかね、といった作品です。
続編というよりサイドストーリーかな。
それぞれのストーリーが絡み合って、「ああ、あのときのあの人はあの後こういうことになってたのね」という楽しみ方が出来る本です。出来れば2冊手元において、該当箇所を探しながら読むのが楽しいかも。

そしてちょっと異色作の「長持ちの恋」もよかった。万城目さん、こんな話も書かれるのね。

(80点)



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万城目学氏2冊目。思ってたより早く来た。

鴨川ホルモー鴨川ホルモー
(2006/04)
万城目 学

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ふと渡されたビラに誘われて、新入生歓迎コンパに行ってみたら、出くわした「鼻」に一目ぼれ。その鼻の持ち主に会うために、せっせとそのサークルに通ってた安倍は、気付くと「ホルモー」に参戦して、オニを操って戦うことになっていた!

この、あっけらかんと突き抜けた明るさは、万城目氏の長所だろうな。
オニを操って戦うといっても、血が流れたりする場面は一切なく、おどろおどろしい感じはない。一つのスポーツのような感じ。
そして、何より、青春小説。青春って、もどかしくて、青臭くて、そして、バカ。バカなんだけど、一生懸命。頑張れ、青年! と声援を送りたくなる感じ。
恋のさや当て場面は・・・ここまでべたなのありか? とも思うのだけど、嫌味な感じはしないなあ。

これ、続編も出たんだよね? 読まなくちゃ。

(78点)



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森見登美彦氏と並んで、いつみても予約てんこもりな作家さん。この本もけっこう待ちました。

鹿男あをによし鹿男あをによし
(2007/04)
万城目 学

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大学の研究室でのいざこざからはじかれるように、奈良の女子高で臨時講師をすることになった「おれ」。なれない教師生活に四苦八苦しているというのに、クラスの女の子からは嫌われたらしい。そんな折、言葉を話す鹿に出会い、日本を救う使命を与えられて・・・。

いや、堪能しました。面白い!
神経が細いらしい主人公、最初はいやいや先生をしているんだけど、それでも部活の顧問頼まれたら引き受けるし、授業も頑張ってるし、いい先生だよね、とりあえず。
ところが、話す鹿が「神様の使い」みたいな立場ででてきたあたりから、話の方向がぐるんと変わって。「これこれこういうことをしないと日本が滅びます」って言われて、でもそのために頑張るというよりは、かけられたのろいを解くために頑張るっていう性格も好きだ。
それでいて、「一つだけ聞いてもらえる願い事」に選ぶのは・・・って、これ以上書いたらネタバレか。

ラストはすこぅしありきたり? でも、その辺も安定感につながってる感じ。私は評価します。

(86点。面白いよ!)



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