乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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ちなみにこの本の舞台がどこなのか、いまだによくわかってません。地理は壊滅的にダメなのです。

チェリーチェリー
(2007/09)
野中 ともそ

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伯父さんのアメリカの家に、「魔女みたいなひと」が住みついてしまった! ぼくはずうずうしい「魔女」を追い出そうと、頼りない伯父さんといっしょにアメリカへむかった。ところが、いざその家についてみると、そのひとは人見知りで、やせっぽちで、正直で…。

うーん。
一番最初の「今」の話はいらなかったような気がします。そのまままっすぐストーリーがはじまった方が入り込みやすかった、というか。

アメリカの片隅で出会ってしまった二人。魂が呼び合うようにおちてしまった恋。あくまで精神的なものなので、違和感とか忌避感とかはあまりないです。
夏休み、という時間がいいのか、さくらんぼの香りが素敵なのか、なんとも言えず甘酸っぱい、青春小説になってます。

それはまるでひと時の夢のような時間で、夢には終わりが来る事を二人ともわかっていて、でも終わるまでは自分から終わりにしたくない・・・。
そんな思いが詰まった話です。

これね、書き様によってはもっとえぐい話になると思うんだけど、(そしてともそさんはそういうかき方も出来る人だと思うのだけど)そうならないようにコントロールして書かれてるのはさすが。

そして、ラストの場面、夢が終わったあとの「今」の話。
夢は終わったけど、「心」は残っています。
まるで奇跡のような、きれいな時間。
いい場面です。

(80点。私はとても好きなタイプ)
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そろそろ感想が詰まってきた(汗)。一度に借りるとこういうことになるのだ。

おどりば金魚おどりば金魚
(2007/07)
野中 ともそ

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交際していた男から恋心が消えていることに突然気付いた依子。その日、アパートのおどりばで座り込む風変わりな女性と知り合うが・・・。東京の片隅の古ぼけたアパートを舞台に、そこに住む人たちの営みを描いた連作短編集。

ともそさんは私にとって「宇宙でいちばん明るい屋根」の人。子供たちを描く時の優しい視線が好き。「パンのなる空~」とかは馴染めなかった。なので、本を読む前に、「どっちの本かな?」ってチェックしてから読むようにしてます。
で、帯を見た段階では、どっちとも取れなかったんだよね、この本。
ところが、読んでみると、主人公は大人になったけれど、内容的には子供たちを描いている時と近い匂いがする。ほんのり優しくてあたたかい話。
私が一番好きなのは「タイルを割る」。タイル職人の娘と、ものを送ることで愛情を表現する男が交際する話。これが何十年もたってから優しい思い出として語られるんだな。ラストの、お父さんのセリフが、不器用で素敵。
(75点)




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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

先日ペンギン店長さんのおすすめで、「宇宙でいちばん明るい屋根」を読んで、同じ作家さんを追いかけてみました。

カチューシャカチューシャ
(2005/03)
野中 ともそ

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最近理論社づいてるんですが、何でだろう。いままであんまり読まなかったジャンルだからかな・・・。世界が少し広がった感じ?

この本のジャンルをなんと言っていいのかよく判らないんですが、大人が読んでも面白い、子供を意識した本? 子供にも読んでもらいたい大人向けの本? 荻原規子の「樹上のゆりかご」とか、同じところにいるよね。ヤングアダルトって言葉も定着してきたみたいですが、ちょっと馴染めない感じ・・・。ライトノベルもちょっと違うし。

内容は、のろまな主人公が、転校生とその祖父と仲良くなって、「僕はのろまで仕方ないんだ」から、「のろまなだけじゃなくて、その分丁寧だったり、自分にもいいところがあるんだ!」って気づく話、かな。一言で言いにくい。心の中がほんわりする話です。



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