乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
このカテゴリーの記事


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



ランキング参加してます。 にほんブログ村 本ブログへ 人気blogランキングへ
うわはは、先月半ばに読んだ本でしたのよ。

ST警視庁科学特捜班  緑の調査ファイル (講談社文庫)ST警視庁科学特捜班 緑の調査ファイル (講談社文庫)
(2007/02/10)
今野 敏

商品詳細を見る


1億円の名器ストラディバリウスが盗難。人気バイオリニストがコンサートのリハーサルの際にすり替えられたのだ。出動したST翠の異常な聴覚に、オーケストラの指揮者・辛島は興味を示す。捜査が難航するなか、コンサートマスターが密室殺人の被害者となる…。翠の苦悩が胸を打つ「色」シリーズ第4弾。(「BOOK」データベースより)

今野敏といえば「神南署」よりこっちのほうが人気があるんでしょうかね。最近読み出したので、いまいちよくわかってません。しかもシリーズ4作目から読み出すという間抜けっぷり。

ちょっとずつ普通の人より飛びぬけた能力を持つ人たちが集まった「科学特捜隊」。今回の事件は「バイオリンの盗難」。人には聞こえない小さな音も聞き分ける翠という女性の能力が主眼。

すごい能力を持っていることと幸せはイコールではつながらないのだなと思わせてくれる作品です。
それでも、この作中に出てくる「常人離れした聴覚」の持ち主二人は、自分の能力を生かせるところに生活基盤がおいてあって、不幸ではないのですが。

トリックは目新しくはないものの「ああ~~!」と思える出来で、伏線もお見事。

今野敏の小説は、ねちっこいところがなくて、さっくり読めるのがいい。その分一作あたりのインパクトには欠けるかも。読んでいる間は幸せなんだけどな。
そして!
4作目から読んでもなんら問題はなかったということだけはしっかり書き残しておこうと思います。
(72点)
スポンサーサイト



ランキング参加してます。 にほんブログ村 本ブログへ 人気blogランキングへ

テーマ:本読みの記録 - ジャンル:本・雑誌

シリーズ第一作は抑えなくては・・・!

二重標的(ダブルターゲット)―東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫)二重標的(ダブルターゲット)―東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫)
(2006/04)
今野 敏

商品詳細を見る


東京湾臨海署(ベイエリア分署)の安積警部補のもとに、殺人事件の通報が入った。若者ばかりが集まるライブハウスで、30代のホステスが殺されたという。女はなぜ場違いと思える場所にいたのか?疑問を感じた安積は、事件を追ううちに同時刻に発生した別の事件との接点を発見。繋がりを見せた二つの殺人標的が、安積たちを執念の捜査へと駆り立てる―。ベイエリア分署シリーズ第一弾。 (「BOOK」データベースより)

シリーズが結構進んでからの作品を先に読んでいたので、キャラクターがしっかりした作品だという印象はあったのですが、まさか一作目からこれほどくっきりしているとは思ってませんでした。
特に主人公の安住が。ちょっと自己卑下している部分も含めて、かっこよかったです。
二十年前に書かれた作品なので、小道具が古いのはご愛嬌。

捜査手順であれ?と思う部分もないわけじゃないですが、キャラクターの魅力で読みすすめます。

これは、シリーズ続けて読みたくなりますよ。

(74点)



ランキング参加してます。 にほんブログ村 本ブログへ 人気blogランキングへ

テーマ:本読みの記録 - ジャンル:本・雑誌

入手できる順に読んでいます。順番はめちゃくちゃです。あまりいい読者じゃありません。

陽炎 (ハルキ文庫―東京湾臨海署安積班 (こ3-16))陽炎 (ハルキ文庫―東京湾臨海署安積班 (こ3-16))
(2006/01)
今野 敏

商品詳細を見る

東京湾臨海署、強行犯係。宅地のない繁華街だけの街で起こる犯罪に立ち向かう刑事たちを描いた8編。

一編いっぺんが短めで、込み入ったトリックもなく、比較的読みやすいと思います。普通の、ちょっと癖のある刑事たちが、協力し合って事件の捜査に当ります。
どちらかというと、テレビの(一話完結の)連続ドラマを見ているような感覚です。
刑事という人間の話。

「アプローチ」というレイプを扱った短編が、個性が際立っていて、好き。
あいつのようなやり方は出来ないし、やろうとも思わないが、あいつのことは認めている、という、口に出さない連帯感が解りやすく書かれている話ですね。

「科学捜査」という短編に、今野敏別シリーズ「ST」からのゲストが登場しています。



ランキング参加してます。 にほんブログ村 本ブログへ 人気blogランキングへ

テーマ:本読みの記録 - ジャンル:本・雑誌

不勉強なもので、このお方の本は、どれとどれがシリーズなのか出版順はどうなのかさっぱり解りません。

89456349.jpg神南署安積班 (ハルキ文庫)
(2001/12)
今野 敏

商品詳細を見る

人と犯罪の溢れる街、渋谷。その街を管轄とする警視庁神南署に張り込む新聞記者たちの間で、信じられない噂が流れた。交通課の速水警部補が、援助交際をしているというのだ。記者の中には、真相を探ろうとするものも現れ、署内には不穏な空気が―。刑事課の安積警部補は、黙して語らない速水の無実を信じつつ、彼の尾行を始めるが…。警察官としての生き様を描く『噂』他、8編を収録。 (「BOOK」データベースより)


なんとシリーズ7作目という、読む順としてはかなりよろしくないところから読み始めてしまいました。
ですが、びっくりするくらい、面白かったです。
短編集ということもあったかもしれませんが、主人公の安積警部補はもちろん、同僚や部下のキャラクターがしっかりしていて、事件がそれほど大きいものでない分捜査の過程がわかりやすくて。
特に、「刑事部屋の容疑者たち」が良かった。単なる上司と部下ではない、つながりが書かれている作品です。

(80点。一冊目から探したいと思います)



ランキング参加してます。 にほんブログ村 本ブログへ 人気blogランキングへ

テーマ:本読みの記録 - ジャンル:本・雑誌

「期待と違う」作品だった時、作品の出来とは別の次元で「面白くなかったなー」って思うことありませんか?この本、そんな感じでした。

リオリオ
(1996/06)
今野 敏

商品詳細を見る

アパートの一室で、男が撲殺された。第一発見者が死体を発見した時、現場から立ち去った1人の少女、「リオ」。警察は彼女を重要参考人として捜査に当たるが、再度殺人が起こり・・・。

はい。
「警察小説」なんです。
主人公は、後方で情報を管理する役目の樋口という40歳の刑事。
田舎での「他人の目を気にする」生活が髄まで染み付いているせいか、どうしても自分に自信がなく、自己評価と他人の評価のギャップを受け入れかねている男性。
刑事らしくない性格の彼が、捜査が進むにつれ、容疑者とされている女の子「リオ」に思い入れるようになり、いつもとは違う行動に出て、結果事件は新しい展開を見せ・・・という感じ。
オーソドックスな、警察小説です。

で。
私がこの本どういうイメージしていたかというと、「追われる側の少女になんらかの事情があって、自分の身を守るために逃走してるんだろう・・・」というか、「きっとこの女の子も身の潔白を証明するために犯人を捜したりするんだろう」というか、そういう展開を期待してたのでした。
表紙がさー、いかにも訳ありっぽいじゃない?
そして私が想像したストーリーも、まあ、それほどとっぴな話じゃないじゃない?

んが。
警察小説、なのです。

「リオ」は家庭に問題のある少女として出てきますが、・・・普通の女の子です。
流されるように生きていて、ドラッグや売春援助交際にも抵抗はありません。
自分に嫌疑がかかってるとか、警察に捕まったら冤罪を仕立てられてしまうとか、そういう発想のない、普通の女の子、です。

樋口刑事の性格設定とか、周りの刑事の描写とか、悪くはなかったです。この主人公でもう一作書いたとしても頷けます。多分、及第点以上に面白いんだろうと思います。
なのにどうしても拍子抜けしちゃうのは・・・私の読み方に問題があるんだろうなあ、やっぱり。

(70点)



ランキング参加してます。 にほんブログ村 本ブログへ 人気blogランキングへ

テーマ:今日の一冊 - ジャンル:本・雑誌

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。