乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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再開です。皆様、よろしくお願いします。

十三番目の陪審員 (創元推理文庫)十三番目の陪審員 (創元推理文庫)
(2008/10)
芦辺 拓

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架空の殺人事件をしたて、警察とマスコミがいかにして冤罪を作り出すか告発しようという無謀な計画。この企てに参加した鷹見は、DNA鑑定すら欺き見事に容疑者となる。しかし、彼に突きつけられたのは、まったく身に覚えのない女性殺害容疑であった。誰も取り合わない被告の言い分を信じ、戦後初の陪審制で行われる法廷にのぞむ弁護士・森江春策。司法の命運を託された森江と十二人の陪審員はどう挑むのか。  (「BOOK」データベースより)

「裁判員」ではありません、「陪審員」です。この作品が書かれた当時(1998)、まだ裁判員制度はありませんでした。

前半は、「わざと冤罪をかぶって、あとでその一部始終をルポにする」という話に釣られ、別の罪まで着せられそうになってしまった被告の様子が書かれ、後半がいよいよ法廷劇です。

この罪というのが、「強姦殺人」です。体内に残っていた体液とDNAが一致したため、被告の鷹見は殺人犯に仕立て上げられそうになるんですけど、実は前段でDNAの操作がなされていたことは読者には明かされています。
しかし、そういう事情を知らない陪審員にとっては、「DNAの捜査を受けて」と主張する鷹見はさぞいかがわしくうつるでしょう。

しかしこの作品の真髄はそこからで、被告が有罪になっても無罪になっても、とにかく裁判が終わりさえすれば得をする人たちがいるのです。ルポなどというちいさな目的ではなく、もっと大きな陰謀が仕掛けられています。森江は裁判中にそれに気付きますが、果たして抜け出す方法はあるのでしょうか?

きっちり、気持ちよく迎えられるラストは、本格を愛している芦部氏だからこそのものだと思います。
陪審員制度を想像して書かれた作品ですが、裁判中のやり取りの様子などは裁判員裁判に通じるものもあります。

面白かった。裁判員制度にのっとって書かれた作品もあるそうなので、そちらも探したいと思います。
(85点)
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テーマ:本読みの記録 - ジャンル:本・雑誌

何でこの本読もうと思ったんだったかなあ。「邪神」に惹かれてだった気もするんだけど・・・。

五瓶劇場―からくり灯篭 五瓶劇場―からくり灯篭
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2007-03

大阪・江戸で活躍した歌舞伎作家、「並木五瓶」。実在の人物をモチーフに、謎と怪異を追う短編集。

謎解きとしては可もなく不可もなく。歌舞伎の話としても同様。面白く読めた、けど、「ここがいいよー」って感じでもない。読みどころが解らない。

(70点。すみません、語れないわ、これ・・・)




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