乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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今日の感想は辛口で。そしてネタばれあり。

ペギー・スー 魔法の星の嫌われ王女ペギー・スー 魔法の星の嫌われ王女
(2009/02/28)
セルジュ・ブリュソロ

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実の母親アゼナとの再会もつかのま、ペギーは青い犬と共に新たな旅に出る。向かった先は、本当の故郷、惑星アンカルタ。ここで更なる出生の秘密が明らかに--!? (アマゾン・内容紹介より)


このシリーズは何も知らない(そして魔力はあるけど使いこなせない)女の子が、突然事件に巻き込まれて、何とかかんとかがんばって、自分の日常に帰っていくお話、だと思っていたんですよね。一巻ごとに違う事件で。
なのにここ何巻か、話が連続するようになったからか、すっきり日常に帰った場面というのが描かれず、しかし一巻ごとに違う事件が起こってしまい。
なんというか・・・冒頭数ページを読んで、「あれ、こういう話になるってことは、この前の話はこうだと思っていたけど違うのか?」と思うのです。毎回。(私の記憶力が衰えているのを抜きにしても)

今回の話が一番きつかった・・・。

ペギーは前巻で、「実はあなたの母親は今まで育ててくれたあの人ではなく、ある星の女王なのだ」と明かされます。
そして、今回、その星に移住することになってしまうのです。
今までの人間関係を、全部捨てて。前回いっしょに危機を乗り越えた人たちを、みんな地球に残して。王女として。(青い犬だけは連れて行きますが)
新章の始まり、といった展開なんでしょうが・・・。なんか感情的に応援できなくなってしまいました。

今回の敵は「すべてを食べつくす巨人」です。が、ペギーが戦うのはしきたりと政治的駆け引きでがんじがらめになってしまった自分の立場です。身分格差といった問題も出てきます。

今回初登場で、それほど掘り下げられていない部分も、次の巻では語られることと思います。もし、これがまたぜんぜん違う事件になってしまうのだったら、私はこのシリーズはもうあきらめると思います。

(71点)

紹介文では「更なる出生の秘密」と書かれていますが、出生の秘密に絡んでどうこうといったストーリーではありません。
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いや、びっくりした! 大傑作ですよこれ!

ヤンネ、ぼくの友だちヤンネ、ぼくの友だち
(1997/12)
ペーテル ポール

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本名も住んでる場所も知らなかったけど、友達になったヤンネとぼく。

警官がヤンネの持ち物をいろいろ持ってきて、ぼくにヤンネのことを聞く。
「ぼく」はヤンネとの出会いから思い出して、警官に説明する。
喧嘩っ早くて、女顔で、自転車に詳しくて、とびきり器用だったぼくの友達のことを。


追想という形をとっているので、ヤンネとぼくとの始まりから語られます。でも、警官は、ぼくの知らないヤンネのことを知っているらしいのです。

作品の最後に、悲劇が待っている予感がします。

ぼくは金銭的にも頭脳的にもそこそこ恵まれていて、でもいっしょに遊ぶのが下町っ子だったりする、普通の少年です。「記録すること」に執心を示す、ちょっと変わった子でもあります。
そしてヤンネは、とびっきり変わった子です。でもとても元気いっぱいで、魅力的。
普通の子供なら知らないことを知っていて、でも、どうも普通に親がそろっている家で育っていない雰囲気があります。

背後に、何かある。悲劇の香りがするんです。

前半は楽しく読めました。型破りなヤンネと、変わり者の少年がだんだん仲良くなっていく話。仲間の少年たちもここぞというときの描写がよくて、生き生きと書かれています。

しかし。
ラスト三分の一くらいは、読んでて苦しくなってきました。この後、何が待ち構えているのかと思うと。
でも、目がそらせませんでした。

世の中の醜いことは何も知らず、親の保護下で暮らしていた少年が、世界は美しいものだけではないと気付くラストの場面。大人になってしまった少年。こんな酷な成長をさせたいと願う親はいないでしょう。

小学校高学年くらいから読めると思いますが、若干性的な描写があること、ラストが明確に描写されていないことを考えると、もう少し年長になってからのほうが価値がわかるかもしれません。
(90点)



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やはり一巻から続けて読み返すべきか・・・。ほとんど読んでいて、それなりに楽しんでいるはずなのに、続き方がよくわかってません。

ペギー・スー 光の罠と明かされた秘密ペギー・スー 光の罠と明かされた秘密
(2008/03)
セルジュ ブリュソロ

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恐怖のスーパーヒーロー学校を命からがら逃げ出したペギーと仲間たち。不死身のゼブの体でできた宇宙カプセルで、宇宙空間を浮遊したあげく、地球へと戻るつもりが…たどり着いたのは見知らぬ惑星。真冬のような水晶だらけの廃墟の街で凍え死ぬかと思ったら、巨大な灯台から魔法の光が発されて、あらゆるものが驚異的に成長してしまう。奇妙で恐ろしいこの街で生き延びるため、灯台の秘密を探ろうとするペギーたち。(「BOOK」データベースより)


前巻から「続く」のかと思いきや、ちょっと違う話になってるんですね。
新しい星で、新しいピンチに巻き込まれ、その世界の人を救うべく奮闘してしまうペギー。結構、「私がみんなを助ける!」っていう優等生的な行動が多いペギーですが、今回は顕著です。
「だまされているかもしれない」と思いながら、話を聞き、結果ひどいことになってしまう。それを何とかしてくれるという人を信じ、また、だまされてしまう。
嘘をつかれてだまされる、ではなく、嘘はないけど話してないことがあっただけ、というだまされ方です。
それしか選ぶ道がないんですけど、ちょっとやきもきします。
次から次へと難題が現れて、それをクリアしていく展開は悪くないのだけど、ちょっと単調な気もします。主人公が子供で、目の前のことしか見えてないのかな? といった感じ。
それでいて結果的には何とかなるんですけど・・・。いまいち盛り上がりが足りない気が・・・。

途中でペギーの出生にかかわる話も出てきます。次の巻ではもっといろいろ秘密が明かされるそうな。
面白いといいなあ。

(72点)



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この本、初版発行1959年ですよ! それからずっと現役なんだなあ、すごい。

赤い館の秘密 (創元推理文庫 (116-1))赤い館の秘密 (創元推理文庫 (116-1))
(1959/05)
A.A.ミルン

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赤い館の主のところに、ならず者の兄が訪れた。二人きりで話し合いをもっていると思われたが、館の中には銃声が響き、残されていたのは一つの死体。もう一人いたはずの人物も煙のように姿を消し・・・。たまたま滞在していた素人探偵二人が謎解きに乗り出すのだが。

江戸川乱歩が選んだミステリ、という古典中の古典です。

財力に物を言わせていろんな職業を点々とするのが生きがいな男、ギリンガム。たまたま次の仕事を何にしようか悩んでいたところに事件に立会い、「そうだ、私立探偵をしよう」と思いつくこの能天気さ。そして「私立探偵をするからにはワトソン役もいなくちゃなあ」と友人を助手に指名するあっけらかんとした感じ。
どこかほのぼのとしたおかしみのあるミステリに仕上がっているのは、この二人の会話の妙によるものだと思います。

手がかりはフェアに書いてあるし、この考え方では間違っているというものも含めて探偵が考えたことも書かれている、ミステリのお手本のような作品です。(兄だということになっている)謎の来訪者、秘書のとった非合理的な行動、秘密の地下通路と、ミステリを盛り上げる小道具もたっぷり。

…が。
そもそもの謎(真相)に大きな穴があります。何でこれ気付かなかったの?といいたくなるような。
(ホームズが仮装の名人だといわれても、180センチ強の男性が女装してたらいくらなんでも解るんじゃない? といったのに近い穴です)←ホームズファンの方ごめんなさい
それも含めて、古典だから仕方あるまい、とゆったり読む寛容さが必要です。

(75点)
この時代の小説としては画期的に読みやすいと思います。会話主体で進むからかしら?



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「今日のお言葉」的な本です。

クマのプーさんの知恵クマのプーさんの知恵
(2002/05)
A.A. ミルン

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「くまのプーさん」「プー横丁にたった家」から抜粋した、くまのプーさんのちょっといい一言を集めた本。


たとえば。

ささやかな哲学 
考えれば考えるほど、
本物の答えが見つからなくなることもある。(P55より)


こういうお言葉が詰め込まれた本です。くまのプーさんはあんまり頭の良くないくまなんだけど、時々、とてもいいことを言うんです。
吉田利子さんの名訳と、アニメじゃないプーさんのイラストが組み合わされた、素敵なつくりになっています。

こういうのは、手元において、時々ぱらっとめくりたくなりますね。

(点数はなし!)

クマのプーさんとしょんぼりイーヨークマのプーさんとしょんぼりイーヨー
(2002/05)
A.A. ミルン

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こっちも読んでみたいです。



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