乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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月に一冊はこういう本を読もうと努力してます。なかなかどれがいいのか見当つかないのよ。

家族「外」家族―子どものSOSを診る医師たち家族「外」家族―子どものSOSを診る医師たち
(1997/07)
椎名 篤子

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これ、文庫ではサブタイトル「精神科に駆け込む子供たち」になってるんだけど、内容違うのかな?未確認です。

小児科や小児精神科に訪れる子供たち。拒食・不登校・強迫観念など、生きていくうえでの苦痛を病気というかたちで表現している。医師たちが子供のみならず家庭全体を治療することによって再生の道を探る、ノンフィクション。


子供を育てていて、親というのはこれほどに子供に対する影響力があるのかと、愕然とする時がある。毎日反省することはいっぱいなので、私はこの親たちの気持ちもよく解る。
白黒二元論で家庭は語れないし、絶対なんてない。
それでも、家族みんなで幸せになる為には、子供だけでなく親も、努力しないとダメ。
そんなことに気付かせてくれる本です。

今から10年前の本ですが、多分、今の「家族」のありようはこの頃より悪くなっているだろうと思います。
医療に携わる方の苦労には、本当に頭が下がります。

(ちょっと点数つけられない・・・)
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テーマ:今日の一冊 - ジャンル:本・雑誌

某所で紹介していただいた途端、急激にアクセス数増えてちょっと焦ってます。

見に来ていただいた方々、趣味の読書好きが高じただけのブログですみません・・・。

せっかくなので、もう一言、書き足します。

子育てって、思い通りに行かないこといっぱいあって、感情に任せて叩いたり、怒鳴ったりすることってあると思う。で、「私はこうやってしつける」っていう方針の人の是非は、私なんかには解らない。

でも。

叩きたくないのに叩いちゃった、子供がおびえてる、私って虐待してるかも? って思って自分を追い詰めてるお母さんたちには、「大丈夫だよ」って言ってあげたいんです。

私は、保育園の先生にそういってもらえて、すうっと楽になったから。

2回叩いたけど1回我慢した、うん、頑張ったね!

怒鳴っちゃったけど、そのあと、大好きだよって抱っこした、うん、素敵だよ!

だれかに「大丈夫」って言ってもらって、心が楽になって、子供に向き合うのが楽しくなるお母さんが一人でも増えたら、それは子供にとっても幸せなことだよね?

自分の理想のお母さんへの道は長ーい道かもしれないけど、明日はもうちょっと・・・って一歩ずつ積み重ねればいい。一日失敗しても、それで全部が駄目になるわけじゃない、また、もう一回はじめればいい。

私の虐待に対する姿勢はそんな感じです。「叩かれた子供の感情を無視してる」、ええ、そう言われても構いません。実際に私が叩いた子供は、いまちゃんと、「親に愛されてる感じ」持ってますから。

ただ、一連の本の感想について、「虐待しちゃう母親」の側に過剰に思い入れしちゃって、冷静な感想じゃないきらいはあると思うんだよね。それは、反省材料です。




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「子育てってなんだろう」と考えるときに、必ず私の頭をよぎる本。ちょっとおまけとして紹介しておきます。

チグリスとユーフラテス〈上〉 (集英社文庫) チグリスとユーフラテス〈上〉 (集英社文庫)
価格:¥ 720(税込)
発売日:2002-05

惑星ナイン。地球から移民してきて約400年、出産率の低下により、人類は絶滅。「最後の子供」として一人生き残ってしまったルナは、コールドスリープで眠る人たちを次々に起こす。ルナが、生まれてきた理由を問うために。

作者いわく、逆さ年代記。過去から順番に書いていけば普通に惑星の衰退記になるところを、ひねった本。

まず、ルナが「起こす人」の選び方がすごい。「人口が減少していく中、子供を産むことが自分の存在意義だと思う女性」、さかのぼって「移民後の人口爆発の時代、人民管理に生涯をかけたテクノクラート」「移民してきたクルーたちの純血の子孫」、そして「クルーのリーダーの妻」。彼女たちは、ルナに起こされることによって、「自分の人生は無駄だった」と思い知らされる。あれほど努力したのに、人類は滅びる、と。

そして、否応なく突きつけられる疑問。「ルナは、何で生まれてきたの?」さらに、「ママはどうして私を生んだの?」

どうしてあなたは子供を産むの? と聞かれたら、私はどう答えるか。そんなことを考えさせられる本でもある。

「設定に無理がある」のは否定しません。が、ラストは哀しくもあり、美しくもある。そのために書かれた本だろうと思う。

(75点)




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最後に、すごく重くてつらい本。ノンフィクションです。今日の記事は長くなるよ!

ネグレクト―育児放棄-真奈ちゃんはなぜ死んだか (小学館文庫 す 2-1) ネグレクト―育児放棄-真奈ちゃんはなぜ死んだか (小学館文庫 す 2-1)
価格:¥ 580(税込)
発売日:2007-08

三歳になったばかりの少女が、2000年12月10日、ダンボールの中に入れられたまま、ほとんど食事も与えられずに、ミイラのようになって死亡した。何故、両親は女の子を死に至らしめたのか、何故誰も少女を救えなかったのか、その深層に迫った事件ルポ。

「はじめに」で書いてある一文↓(ちょっと省略してます)。

多くの母親が、幼い子供に感情を爆発させている。そんな母親たちは、思うように子供に対応することが出来ずに劣等感をつのらせ、苦しんでいる。この事件にはそんな現代の両親の抱える問題が典型的に表れているのではないか。

これ読んだだけで、「この本を読もう」と思った。この本を薦めてくれた友人に感謝した。

少女の両親の生い立ちから始まって、出会い、出産、その後の生活、周りの人間の行動、そして事件、その後の両親についてまで、丁寧に丹念に書き込んである。読みながら、涙が出た。こんな目にあった少女が可哀想で、こんな目にあわせることになってしまった親たちが悲しくて。

虐待の始まりは、決して特別なものではない。

検診で少しだけ成長が遅いのを指摘されて、自分の子育てが間違っていると指摘されたように(ひいては自分の存在を否定されたように)受け取ってしまう母。子育てや家事は妻がやるものだと考えて手伝わない父親。可愛がらない父親に表情を見せない子供。

・・・特別なものではない、と感じた。

作中に何度も何度も、「もし、この時点で適切な援助が与えられていたら」という言葉が入る。しかし、「もし」はおこらなかった。

決して、この事件を起こした二人は、「冷血」でも「残酷」でもない。最初から子供に憎しみを持っていたわけではない。どうしていいかわからなくて、目を閉じてやり過ごそうとして・・・それが、事件につながってしまった。

とても、とても、心が痛い話。私の隣でも、今、起こるかもしれない話。

読み終えて、良くぞ書いてくれた、と思った。実際に子育てをしている著者だからこそ、この両親を安易に悪者にせずに書くことが出来たんじゃないか、と思った。

今子供にかかわっている人に。これから子供にかかわる人に。ぜひ読んで、「子供を育てる」ということについて考えて欲しい。

(心情的には90点超なのだけど、多分、この点数は違うだろうなあ)

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本当は書くかどうか迷っていたのだけど、やはり書かないと終わらない気がする、ので、書く。

私は虐待をしていた母親です。

・・・どこから虐待なのかわからない。母親仲間に話しても、「そんなこと誰でもしてるよー」って笑われたこともある。

でも、叩いたことも、蹴り飛ばしたことも、怒鳴り散らしたことも、顔がみたくなくて隣の部屋に引きこもったことも、ある。

そして、そのことで、「私は駄目な母親だ」と、自分を責めた。辛かった。毎日、辛かった。でも誰にも助けてっていえなかった。夫や親に知られたらどうしようっておびえていた。「お前は駄目だ」って言われると思ってた。

自分で自分を追い詰めていた。今だから、わかる。

もしかしたら。

いま、同じように自分を責めて苦しんでいる人が、何かの拍子にこのページを見ているかもしれない。その人に、言いたい。

あなたは、特別じゃない。みんな、苦しんでいる。大丈夫、駄目な母親なんかじゃない、まだ、やり直せる。

だからお願い、「助けて」っていう勇気を持ってください。

「子育てに関するアンケート」の「子育てがつらいと感じることがある」の欄にまるをつけることは恥ずかしいことなんかじゃない。

自分と子供だけ見てたら見えないことって、ある。どうか、外に目を向けて。大丈夫、みんな、助けてくれる。助けようって頑張ってくれてる人も一杯いる。

それでも、どうしても誰に言っていいか解らなかったり、顔をあわせて辛いって言うのが苦しかったら。

聞くだけしか出来ないけど、私も駄目な母親だけど、よかったら、メールください。(右側にアドレスあります)

誰かに辛いっていえるって、それだけでも楽になると思うから。

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今日はちょっとぶっちゃけてみた。明日は普通に戻ります。




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後1冊プラスおまけで〆るつもりだったんですが、この本に出会ったんで1冊追加。

「愛されたい」を拒絶される子どもたち―虐待ケアへの挑戦 「愛されたい」を拒絶される子どもたち―虐待ケアへの挑戦
価格:¥ 1,785(税込)
発売日:2007-07

虐待防止の活動をしている著者が、「虐待を受けた子供」を育てなおそうとしている施設の取り組みについて書いた本。

椎名篤子といえば「凍りついた瞳」。有名な専門家・・・と思っていたんだけど、私の周りにはこの方知ってる人いませんでした。興味ないジャンルは目に入らないってことか。

(たとえば私にしたって、海外のSF物なんかはちんぷんかんぷんなわけです)

この本に取り上げられているのは、かなりひどい虐待を、それも暴力ではなく育児放棄を受けたことによって通常の感情表現が難しくなっている子供たち。グループホームなり、入院施設なりで付きっ切りでケアすることの重要性が描かれています。この試みを全国に広げようと努力しているのが著者。

主眼は、「どんな虐待を受けてきたか」ではありません。「どうやったら回復できるか」そして「それがどれほど困難か」ということ。実際に携わっている方には、ただ頭を下げるしか出来ません。

そして。

もっと初期に解っていたら、ケアの難易度は変わっていただろう、ということ。

第三章に、早期発見のための取り組みについても書かれています。そういや、私もこの前これと同じような問診受けたな、とか思い出しました。

行政側がどんな取り組みをしているのか書いてある本っていうのは少ないんで、(それもこれほど解りやすく書いてある本、というのは)この分野に興味のある方はぜひご一読ください。

(この本に関しては点数つけられません)




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