乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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森見氏の作品は、内容がどうとかよりも私にとって読みにくい文章で敬遠しがちなのですが。

有頂天家族有頂天家族
(2007/09/25)
森見 登美彦

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時は現代。京都の街には、平安時代から連綿と続く狸の一族が住んでいた。下鴨神社糺ノ森に住む四兄弟は、能力のほとんどを失ってしまった天狗の赤玉先生のお世話をしながら、敵対するおじ一族と丁々発止のやり取りをしていたが・・・。

面白かった!

亡き父の威光を意識しすぎてがちがちになっている長兄、大きな失敗を忘れられずにかえるに変化して井戸の中に住んでいたら戻れなくなってしまった次兄、阿呆の三男、未熟者だけど真正直な四男。
このキャラクターが実にいいし、雷がなったら何はさておき母親の元に駆けつけると言う家族愛も素敵。
なんともいえないばかばかしさに飾られた、ほんわり暖かくなるお話。

特に後半、父の死の真相の辺りからの勢いに乗った展開がいい。はらはらさせながら、それでいてちょっとおかしみを残した展開がいい。

続編も出るそうで、期待して待ちたいと思います。

(85点)
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テーマ:本読みの記録 - ジャンル:本・雑誌

この本を読んで気付いた。私、森見氏の文章、全然好きじゃないわ(爆)

四畳半神話大系四畳半神話大系
(2004/12)
森見 登美彦

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※今回ネタバレあり※
大学三回生の春、主人公は「今までの二年間、有意義なことは何一つしてこなかった」と振り返る。それというのも、新入生の時、4つある勧誘チラシの中から、あのサークルを選んでしまったのが原因で、あの男、小津と知り合いになってしまったからだ、と。その後も小津に振り回されるようにもろもろのばたばたに巻き込まれ、あそこで違うサークルに入っていれば、と思うところで一章終わり。
で、次の章は、「違うサークル」に入って、でも同じようなもろもろに巻き込まれ、「あそこで違うサークルに・・・」と思うところで終わり。
これ、面白い・・・んだろうなあ、面白い人には。

正直、最後の章がなかったら、私は「つまらん」って投げだしちゃった気がするなあ。
4章目、最後の話は面白かった。今までのもろもろが、眺める視点を変えるとこうなるのかと思わせる感じ。色々積み重ねてきたのはこのためか?
でも、少し長いです。二章目まではそこそこ楽しかったですが、三章目は完全にだれちゃいました(私が)。
良さがわかりません、すいません、好きな人は楽しいんだろうと思います。

(70点。森見氏の文章が好きな人限定の本、だろうなあ)



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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

もちろん「夜は短し~」の方を読みたいんですが、入手しやすさでこっちを選択。

新釈 走れメロス 他四篇 新釈 走れメロス 他四篇
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2007-03-13

京都の某大学とその周辺を舞台に、古典名作を森見氏風にアレンジした作品集。ちなみに「山月記」「藪の中」「走れメロス」「桜の森の満開の下」「百物語」。

アレンジといっても、登場人物は森見氏オリジナル。不勉強でして元の作品は三編しか読んでないんですが全部楽しく読めました。よくまあ、これだけ味わいの違う作品を、不自然なくつながり持たせて書けるなあと感心。お勧めはやっぱり知名度の高さで「走れメロス」かな。なぜあの作品がこれだけ笑えるものに仕上がるのか。ラストがまた、馬鹿らしくていい。

しかし、読んで数日たって、「山月記」の馬鹿馬鹿しさがボディーブローのように聞いてきた。「もんどりをうつ、のもんどりとはなんなんだ?」をはじめとする、知っているつもりだったの日本語への信頼の揺らぎ、ひいては自己への不信感。・・・もんどりは辞書で引いて納得しましたが、その後も気になってたまりません。

原作を手に取りたくなる本です。文句なし!

(78点)




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きつねのはなし きつねのはなし
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2006-10-28

新潮社

表題作「きつねのはなし」を含む和製ホラーファンタジー4作。

骨董屋でアルバイトをしていた主人公が、お得意様のところに届け物をしたついでに、ある取引をしてしまい、次から次へと取引は続く。主人公はこの連鎖から抜け出せるのか?

と、あらすじ紹介をしたらこんな感じなんだけど、これはストーリーを読む話じゃない。なんとも薄暗い空気とか、闇に潜んでいるらしい何物かとか、京都の冬の染み入るような冷たさとか、祭りの幻灯とか、そんな文中からあふれている雰囲気を読んで、ちょっとぞくっとしてみたりする話。

他3作は、関連性のあるようなないような、とりあえず同じ骨董屋は出てくるものの、主人は同じじゃないようだし、時代も同じかどうかわからない。

あちこちでこの作品の書評等を見ますが、紹介されるに足る作品であることは間違いないと思います。




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