![]() | グリーン・レクイエム/緑幻想 (創元SF文庫 (SFあ1-1)) (2007/11) 新井 素子 商品詳細を見る |
子供の頃であった、緑の髪の少女。彼女の面影を追いながら、島村信彦は植物学への道を進んだ。そして、大人になった少女と再会し・・・。
改めて読んで見ると・・・懐かしい・・・。
すごく我の強い登場人物がそろってます。意思疎通が十分になされてない感じがする。「私はあなたのためを思って」といいつつ相手の思うところとは裏腹な行動する人がなんて多いことか。
ストーリー展開も強引だし、特に「グリーンレクイエム」の方は欠点がいろいろ見えるんだけど、それでもやっぱり、「新井素子な感じ」するなあ。これが好きではまってたんだよね、私。
そして、緑幻想、今読んでも決して古くないです。
地球の生態系を崩す「人間」という生き物についてのくだり、やっぱり読み返したら頷いちゃうもんなぁ・・・。
復刊に感謝。
(思い入れ強すぎて点数つけられません)
「星へ行く船」シリーズの復刊も希望!
最近新刊でないなあ。復刊とか児童向けとかで再出版してくれて嬉しいことは嬉しいんだけど・・・という、新井素子さんの本。
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お元気ですか 価格:¥ 1,470(税込) 発売日:2004-08 |
SF作家新井素子が、日常生活で感じたことを思いのままに綴ったエッセイ集。家事も仕事も「素子流」。著者の毎日を垣間見ることができる一冊。『クロスワードハウス』連載に加筆。 (MARCデータベースより)
もう、この紹介文そのままの本です。著者自信に興味がある人が読む本。『結婚物語』とか読んでる人も、面白く読めるかな。これだけ単独で読む本じゃないと思います。
私は面白く読みましたけど。
(点数なし)
なぜか無性に新井素子が読みたくなって、ここ一週間でちょっとずつ読んだ本。次は「チグリスとユーフラテス」も読む予定。 
| おしまいの日 価格:¥ 540(税込) 発売日:1995-04 |
結婚7年目の主婦、三津子。夫の忠春は出世頭だし、夫婦仲も円満、経済的にも余裕があると、はたから見たら幸せそのものな三津子だが、心の中には狂気の種が眠っていた・・・。三津子の日記と、少しずつ壊れていく三津子、昔からの友人久美、3つの視点からなるサイコ・ホラー。
この本が出た当時、私はまだ未婚だったんですが、えらく感情移入して読んだ記憶がある。「仕事熱心すぎる人と結婚するのはやめよう」とか思った。
三津子の狂気の第一の原因は、忠春が忙しすぎること。家事が好きで結婚と同時に退職、毎日家を磨いて、栄養バランス考えた食事作って・・・でも、忠春が帰宅するのはおおむね午前様。・・・報われない。でも、三津子にとって「夫に尽くすこと」は「いい事・当たり前のこと」なので、苦痛に思わない。思わないようにしている。思わないように努力している自覚がないのが彼女の怖いところ。
第二の原因は、三津子が人付き合いが苦手なこと。そして、自分と価値観の同じ友人に出会えなかったこと。話す相手がいればちがっただろうに。母親とかに相談しても、「仕事熱心でいいだんなじゃない」と、贅沢な悩みのように言われてしまう。母の気持ちはわからないでもないけれど、三津子を追い詰めていく要因だろうなあ。
第三の原因は、結婚後すぐに子供が出来なかったこと。母親ってのは子供中心にコミュニティ作っていくので、子供さえいたなら第二の原因も解消されたかも知れない。(不妊等でお悩みの方、すみません〉
冒頭から暗い雰囲気で話は始まり、三津子が自分の中へ中へと迷い込んでいく様が描かれている。怖い。どう壊れていくかは読んでのお楽しみ。
でも、読み終えたら、「狂っているのは誰?」という気分になる。絶妙。怖い怖いと思って読み進めるんだけど、最後は切ない。それが好き。
あ、ネコ好きな方は読まないほうがいいと思います。作中、結構ひどい扱いうけてるんで。
(80点)

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