乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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タイトル長すぎ。ちゃんとブログに表示されるかしら。

不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)
(2008/12/05)
西尾 維新TAGRO

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平和だったはずの私立千載女学園で、不可思議かつ不可解な殺人事件が起こる。そしてそこに勤務していたのは、こともあろうか倫理教師となったあの串中弔士。病院坂迷路を巻き込んだ事件から14年。探偵ごっこの犯人捜しが再び始動。犯人は一体?!これぞ世界に囲われた「きみとぼく」のための本格ミステリー。(「BOOK」データベースより)


うーん。
シリーズ通してノベルズで購入している、唯一つの西尾維新作品なんですが、それぞれの作品で味わいがだいぶ変わるので、読んでみるまであたりかはずれか解らない・・・。

この本は、私にとって外れでした。

「連続殺人事件」なのだけど、探偵役を割り振られた人が探偵をしない。そしてつぎつぎ人が死んでいくのに、ミンナあまりショックを受けない。なんとなく話が展開して、なんとなく事件が解決する。叙述トリックとしては完成度も高くないし、そもそもミステリとしてもいまいち。

何より、登場人物に魅力がない!
「くっはーこいつこんなことやるなんて人としてありえん!」と思いつつ、なんとなく愛着がわいてしまった様刻や黒猫のような、引力を感じない。
黒猫さんが出てきたところだけ(回想だけど)嬉しかったけど、そこをのぞくと、どこをどう褒めたらいいものやら。

作家が成長して「私が読みたいもの」と「作者が書きたいもの」が離れていくことはしばしば経験済みです。
西尾維新の、勢いがあってむちゃくちゃなキャラクターがぐいぐい話を引っ張っていくストーリーが本当に本当に好きだったんだけど、ここ数年はご無沙汰です。

最終巻は黒猫さんが出てくるらしいので、それだけでも読もうと思います。

(72点)
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この内容の本を最後まで読ませてしまうのはすごいと思う。

難民探偵 (100周年書き下ろし)難民探偵
(2009/12/11)
西尾 維新

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就職難民の主人公・証子が就職した先は、親戚の小説家・窓居のお手伝い。とんでもなく甘やかされた環境に、「このままではだめになる」と就職への心構えを新たにする証子。そこへ窓居の友人を名乗る男から、身元引受人の依頼が来るのだが、じつはこの男、ネットカフェ難民でありながら名探偵で・・・。

最初に書いておくと、この作品は「探偵」という言葉がタイトルについているにもかかわらず、ミステリではありません。形式的には「探偵」が「殺人事件の犯人探し」をするという、ミステリの王道なのだけど、私はこの本はミステリではないと思う。

じゃあ何か。

高望みをしたわけでも、夢を見たわけでもないのに就職できない証子。
小説だけ書いていければいい、と言い切り、徹底的にどこかおかしい窓居。
その友人で、元警視庁警視でありながら、現在ネットカフェ難民の根深。
このキャラクターは面白いと思うんですよ。どこか根本的に捻じ曲がっているところとか。でも、この人たちが化学反応を起こさない。反応してストーリーを広げていかない。現代を憂いつつ、皮肉に満ちた言葉を並べつつ、でもそこから話が発展していかない。物語としての楽しさはない。

それでもなんだかんだ最後まで読ませるのはすごいと思いますが、正直肩透かしでした。

なんとなく、きちきちと型にはめてはみ出た部分を刈り取ったらこうなりました、って話に感じました。
はみ出た部分が面白いんじゃないのかよー・・・。

(70点)



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おや? 今確かめたら西尾維新の本、何冊か感想書いてないわ。もう読んでから一年もたつのに。何とかせねば。

ダブルダウン勘繰郎 トリプルプレイ助悪郎 (講談社文庫―西尾維新文庫)ダブルダウン勘繰郎 トリプルプレイ助悪郎 (講談社文庫―西尾維新文庫)
(2010/01/15)
西尾 維新

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今は普通のOL、でも中学生のころは「名探偵」を志していたなつみ。日本探偵倶楽部のビルの前でため息をついていたところに名探偵を志す勘繰郎が現れ、気付くと爆薬が満載されている車の助手席に。上手くこの状況から抜け出すことは出来るのか? (ダブルダウン勘繰郎 より)


二冊の本が合体した雰囲気の装丁で、二本の間に表紙に当たる紙をちゃんと入れているあたり、芸が細かい。奥付とかはまとめて一つだけど。
あそこに一枚遊び紙があったらもっとよかったな、というのは本の感想じゃないですね。

清涼院流水の代表作、JDCシリーズへのトリビュートとしてかかれた作品。他にも何人か書いていたはずですが、残念ながら未読です。
JDCシリーズは、ミステリの枠を狙ってはずした作品で、名探偵がたくさん出てくるのだけど誰も普通の推理をしない、言葉遊びを極めた作品、という印象があるのだけど(読み込んでないのでファンの方にはきっと異論もあると思います)、感性的にいまいちのめり込めない。
しかし、私、西尾維新の本は読めるのです。
何故だろう。

どちらかというと「ダブルダウン」のほうが好きかな。
普通のOLの「なつみ」が名探偵を志す「勘繰郎」に出会い、犯罪者に出会ってしまい、結果事件を解決する話―――と略してしまうとありきたりの話っぽいんですが、あちこちにちりばめられたギミックがいいのです。
特にポーカーの時の、勘繰郎が言うはったりが好きだなあ。まんざら張ったりでもない自負心も、よその小説で読んだら鼻つまみだと思いますが、この本に関してはこれでよし。

(75点。しかし人に勧めるのは難しい)



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また二日もあいてしまいました。今回は本は読んでるぞ!

きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス)きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス)
(2008/07/08)
西尾 維新

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このシリーズの第一作が大好きで(しかし今確かめてみたら感想は書いてない。ブログ開設と読書時期のあれこれで、書いてない本が結構あるのだ、むむぅ)、続きも読むようにしているのですが、このシリーズ、登場人物は重なるけど、結構味わいが異なるので、読んでみるまであたりかはずれかわからないのがつらいところ。

この作品に関していうと。※ネタばれあり!
病院坂黒猫と、櫃内様刻の二人が、連れ立ってロンドン旅行に行くことになり、そのときの様子をミステリを交えながら一章ずつ交代にノートに書き上げていく、という展開です。
そして、書き手が変わるたびに、「前回の章でおきたミステリの謎解きがひっくり返される」という要素をはらんでいます。章によっては「だってそんなこと本当は起きてなかったじゃないか」とかいうひっくり返し方もあるし。
そんなんありか~という向きもあるでしょうが、私はこういうの、結構好きです。

結局は、お互いしか見ていない、「きみ」と「ぼく」との間のじゃれあいで。
そう割り切って読む分には、楽しく読めると思います。

ラストはちょっとすかされましたけど。

(78点。こういう古典もあったよね)



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西尾維新文庫三冊目。今までに比べると、ちょっと薄い、かな?

クビツリハイスクール―戯言遣いの弟子 (講談社文庫 に 32-3 西尾維新文庫)クビツリハイスクール―戯言遣いの弟子 (講談社文庫 に 32-3 西尾維新文庫)
(2008/08/12)
西尾 維新

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史上最強の請負人、哀川潤から頼まれて通称“首吊高校”から女の子を一人救出するために潜入した、戯言使いこと主人公・いーちゃん。ところがクビツリ高校の中は殺戮の嵐だった・・・。

西尾維新って、やっぱり「ライトノベル系」の作家さんだよなあ、というのが第一感想。
どうやら話の裏にあるらしい「特殊能力者集団」と、主人公のトラウマな過去。ほのめかしは随所にあるけれど、まだまだ隠されてるものは多いらしいです。
第一作、「クビキリサイクル」がミステリーの王道的な構造だったのに対して、こっちはアクション場面(?)に重さをおいた話。どうやらこれからどんどんミステリ色がなくなっていくらしい。ちょっと残念。

殺戮場面がたくさん出てくるのに血の匂いがしない話。好き嫌いで言ったら嫌いなほうなのだけど、それでもどんどん読み進む感じ、なんかちょっと不思議。

(78点)



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