乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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マシントラブルでしばらくログインできないでいるうちに、すっかりモチベーションが下がってしまいました。
後何冊か、何日かかけてつらつらと、Upしていない本の感想を書いてしまって、今年は終わりにしたいと思います。

プラスマイナスゼロ (ポプラ文庫ピュアフル)プラスマイナスゼロ (ポプラ文庫ピュアフル)
(2010/11/05)
若竹 七海

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ある時、センコーがアタシらを見てこう言った―「プラスとマイナスとゼロが歩いてら」。不運に愛される美しいお嬢様・テンコ、義理人情に厚い不良娘のユーリ、“歩く全国平均値”の異名をもつミサキの、超凸凹女子高生トリオが、毎度厄介な事件に巻き込まれ、海辺にあるおだやかな町・葉崎をかき乱す!学園内外で起こる物騒な事件と、三人娘の奇妙な友情をユーモアたっぷりに描いた、学園青春ミステリ。(「BOOK」データベースより)


「歩く平均値」の主人公を中心に、美人で成績もよくって育ちもいいけど運だけが壊滅的に悪いお嬢様と、義理人情に厚いヤンキー娘の三人を主軸にすえたミステリー。
さすが若竹七海! と思ったのがミステリ的手法をこれでもかこれでもかと手を変え品を変え使ってくること。それでいて読後感のいい連作ミステリになっていること。
こういう、ちょっとすっとぼけた人物を書かせたら上手いよね。この持ち味は他にはいないよ。
それでいて、ちゃんと人間として筋が通っているから読んでて楽しいんだよね。

明るくさくさくと読めるので、ちょっと時間が開いたときに読むのにいいかも。
こういうの好きです。

(80点)
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テーマ:本読みの記録 - ジャンル:本・雑誌

今日は再読本。現在絶版だそうで、もったいないなあ・・・。

遺品 (角川ホラー文庫)遺品 (角川ホラー文庫)
(1999/12)
若竹 七海

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金沢市郊外、銀鱗荘ホテルに眠っていた今は亡き女優・曾根繭子にまつわるコレクション。その公開作業が進められる中、明らかになったのは、コレクションを収集した大林一郎の繭子への異様なまでの執着。繭子の使った割り箸、繭子の下着、繭子の…狂気的な品々に誘われ、やがてホテルには、繭子が書き残した戯曲を実演するかのような奇怪な出来事が次々と起こる。それは確実に終幕に向かって―。書き下ろし本格長編ホラー。(「BOOK」データベースより)

ホラー文庫から出てるだけあって、ちょっと異色な作品。
今なら「ストーカー」と呼ばれるだろう、女優のパトロンの異常な所有欲がだんだんあらわになっていくあたりが読みどころか。すっごい気持ち悪いです。下着から髪の毛から何もかもコレクションして、整頓してとっておく執念。そして感応するように起こるいろいろな不可解な出来事。
主人公の学芸員が、若竹七海お得意の気丈で仕事にプライドを持っている、気の強い女性で、その気丈さが帰ってこの話ではあだになる感じ。
超常現象がらみの、ミステリ的な結末というか、「実は」という真相解明部分も、それまでの雰囲気が盛り上がっているから、すんなり受け入れられます。

(80点。結構好き)



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テーマ:感想 - ジャンル:本・雑誌

多作とはいいがたいのもあって、なかなか取り上げられない作家さんの一人。大好きなんだけど。

バベル島 (光文社文庫)バベル島 (光文社文庫)
(2008/01/10)
若竹 七海

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将彦の勤めている会社は30階建てビルの25階にあるが、このビル、入居者がほとんどいなく、夜など人気がなくなってしまう。いつの間にか、「幽霊が出る」という噂が流れていた。将彦はある日、残業中の気晴らしもかねてエレベーターに乗り込もうとするが・・・。(『上下する地獄』より) 単行本未収録、初期短編集。全11話。


帯に、「幾種類もの『怖さ』がつまった」とあるんだけど、これ以上解説はいらないかな、とも思えます。
その怖さというのが、ホラー的な怖さとも一味違って、「人の悪意にぞっとする」という感じ。読了後、嫌ーな気分になります。最近、こういう種類のホラーもの、多いよね。実話系も含めて。

ラスト1ページでひっくり返してくれる話もいくつか入ってて、さすが、とうならせてくれます。

私が一番好きなのは、やっぱり表題作の「バベル島」かな。実を言うと先が読めたんだけど、それでもラストはゾクリとしたよ。こういうの大好き。

(80点)



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ぼくのミステリな日常 ぼくのミステリな日常
価格:¥ 693(税込)
発売日:1996-12

創元推理文庫 再読

お正月に読み直してた本。

社内報の編集に抜擢された主人公・若竹七海。上からの命令で、娯楽的な読み物を毎号入れるようにいわれ、学生時代のつてをたどって「匿名作家さん」からミステリ仕立ての連作短編をいただくことに。ところがこの短編集、何か一ひねりあるようで…。

最初と最後を七海と友人、「匿名作家さん」との手紙で挟み、本文は社内報目次を交えた連作短編。通して読むと、全編通しての仕掛けがわかる仕組みです。

なぜか、好きなんです、これ。

文章も今の若竹氏に比べると未熟、構成も今となってはさほど珍しいものでもない、でも年に一度くらいは読み返しちゃうんだよね。

少しだけ後味の苦い結末になってます。そこも好き。




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