乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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何故この本を手に取ったのか、謎。ハヤカワのポケット版、読んだことありません。

あなたに不利な証拠として (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)あなたに不利な証拠として (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
(2006/02)
ローリー・リン ドラモンド

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警官を志望する若きキャシーがマージョリーと出会ったとき、彼女の胸にはステーキナイフが深々と突き刺さっていた。何者かが彼女を刺し、レイプしたのだ。怯え、傷ついた彼女を慰めるキャシー。だが捜査を担当したロビロ刑事は、事件を彼女の自作自演と断じる。マージョリーに友情めいた気持ちを抱いていたキャシーだったが、どうすることも出来なかった。それから六年後、キャシーとマージョリー、そしてロビロの運命が再び交わるまでは…。 (「BOOK」データベースより)

このタイトルは、アメリカの警察官に義務付けられている、「ミランダ警告」から取ったものですね。
「あなたには黙秘をする権利がある、あなたの発言は法廷であなたに不利な証拠として扱われる可能性がある」ってやつ。

舞台はアメリカ。主人公はアメリカの女性警察官たち。暴力にさらされ、命の危険を感じながら働いている彼女たち5人の、勤務中におきた出来事を描いた短編集。
彼女たちの人生は、交わるけれど寄り添わない。
それぞれに、自分の人生を懸命に生きている。

これほど生々しく暴力と血のにおいがする「警察小説」を、私は読んだことがない。
(ひょっとしたら海外では普通で、私が読んでないだけ、という可能性もあるけれど)
市民が銃を持っている→いつ撃たれてもおかしくない、という恐怖。たとえ相手が銃を持っていても、人を殺すことに対する忌避。女性への偏見。戦うものはたくさんあるし、得るものは見合っているとはいいがたい。
警察を去る者も多い中、働き続ける彼女達。

簡単に「共感する」とか「面白い」とか言う言葉で片付けられない次元の、迫力ある作品。ラストのサラの章が特に秀逸。
(78点)
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