乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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早いもので今年ももうひと月が終わります。

というわけで今月のまとめ。

今月読んだのは
図書館本30冊、購入本5冊。何故か上下巻の長いのが多かったよ?


星今月のベストブック星

カイト・ランナー」 カーレド・ホッセイニ(95点)


マリオネット・デイズ」 篠原まり(95点)


楽園」宮部みゆき (90点)



広い意味では全部家族と絆を書いた本ですね。こういうのが好きなんだわ、私。

図書館革命」は次点。面白かったんだけど。
模倣犯」は再読なので除外。

今月の番外 「ノルウエイの森」私に春樹は読みこなせないとわかりました。
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昨日の本の後にこの本を選ぶセンスは、われながらどうかと思うのだけど。

彼女たちの事情 (光文社文庫)彼女たちの事情 (光文社文庫)
(2003/03/12)
新津 きよみ

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夫の後輩夫妻をホーム・パーティに招待したら、気付かれていないはずの…。結婚披露宴で新婦の友人が取り出した本に隠された一夜の記憶…。偶然、再会した学生時代の仲間に、さらなる偶然が…。生徒を注意し続ける女子校の教師がふとしたことで注意されて…。日常を一歩だけ踏み越えてしまった十七人の“彼女”たちの、リアルでシュールな十七の物語。 (「BOOK」データベースより)


ミステリのような、ホラーのような、短編集。20代から40歳くらいまでの女性が各話の主人公です。
17話入ってますから、一話あたりの分量はけっこう少ないです。それでいて、最後の数行でぞくっとします。ホラーっぽいはなしより、踏み外しちゃった女性の狂気の話のほうが怖かったな。現実にありそうな感じがします。
どの話か書いてしまうと読むときにつまらないと思うので自粛。

女性に夢を持ちたい方は読まないほうが無難かと。

(74点)



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テーマ:今日の一冊 - ジャンル:本・雑誌

何事にもタイミングというものはあるようで、昨日の本を読み終えて図書館に行ったら、本当にたまたまこの本が目に入りました。これは間違いなく、「読め」って神様が降りてきたんだと思います。

マリオネット・デイズ (teens’ best selections)マリオネット・デイズ (teens’ best selections)
(2006/12)
篠原 まり

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秋音は、父の本から、偶然一枚の写真を発見した。記憶にない昔、一歳年長の少年と手をつないで写っている写真。春休みが終わり、中三になった途端、秋音は毎日授業中に吐き気を催すようになる。「ママに心配かけちゃいけない」と懸命に頑張る秋音。保健室で休んでいると、同級生の保健室の主が話しかけてきて・・・。

すっごく、こわかったよ!!
(いつになく取り乱して大文字)

これは、子育て中の母親が読むべき本。

主人公の秋音は、母親の濃密な愛に包まれている、と信じている。しかし、「ママに心配かけちゃいけない、私がしっかりしないと」と思うたび、吐き気やだるさが襲ってくる。
原因は母親。読んでる側には解るけど、秋音がなかなか気付かないのがもどかしい。
その母親は、秋音が読書好きだと「読み聞かせを頑張った私のおかげ」、テストで百点取ったら「勉強を見てあげた私のおかげ」と全部自分のお手柄にして、しかもそれをいちいち秋音に告げる。
そして、声を荒げたり暴力を振るったりはしないものの、秋音が自分の望まない行動をとろうとしたら、目線・表情・しぐさなどで、やめるように仕向ける。
秋音は、母親に気に入られるよう、心を砕いているけれど、母親はそれに気付かない。ぜーんぶ、「私のおかげ」。

この本は、秋音が、母親の操り人形から抜け出して、自分を取り戻すまでの物語。
ストーリーの詳細は読んで欲しいから書きません。

この、母娘関係の濃密さというか閉塞感というか、すごい身に迫る感じがした。
ああこれあったなあと思ったり、これと同じことをしてないかと怖くなったり。
これだけのめりこんで読んだのは久しぶりだ。

ちなみに、北海道冬休み推薦図書(中学生)に選ばれている本なのです。
この本を中学生が読んでどう思うのか、聞いて見たいような怖いような。

(95点。今月はあたりが多いぞ?)



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月に一冊はこういう本を読もうと努力してます。なかなかどれがいいのか見当つかないのよ。

家族「外」家族―子どものSOSを診る医師たち家族「外」家族―子どものSOSを診る医師たち
(1997/07)
椎名 篤子

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これ、文庫ではサブタイトル「精神科に駆け込む子供たち」になってるんだけど、内容違うのかな?未確認です。

小児科や小児精神科に訪れる子供たち。拒食・不登校・強迫観念など、生きていくうえでの苦痛を病気というかたちで表現している。医師たちが子供のみならず家庭全体を治療することによって再生の道を探る、ノンフィクション。


子供を育てていて、親というのはこれほどに子供に対する影響力があるのかと、愕然とする時がある。毎日反省することはいっぱいなので、私はこの親たちの気持ちもよく解る。
白黒二元論で家庭は語れないし、絶対なんてない。
それでも、家族みんなで幸せになる為には、子供だけでなく親も、努力しないとダメ。
そんなことに気付かせてくれる本です。

今から10年前の本ですが、多分、今の「家族」のありようはこの頃より悪くなっているだろうと思います。
医療に携わる方の苦労には、本当に頭が下がります。

(ちょっと点数つけられない・・・)



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諸田さんは初読です。去年、本屋でもらえる新刊案内で何度かお名前を拝見して、「面白そうだなー」と思っていたのでした。

犬吉 (文春文庫)犬吉 (文春文庫)
(2006/03/10)
諸田 玲子

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元禄15年。生類憐みの令の真っ最中、お犬様のすむ御囲で、お犬様の世話をしている吉。赤穂浪士の討ち入りの話が伝わってきて、御囲で働く人たちも浮き足立っていた。吉は病死した子犬を埋めようとしたが、とおりすがった男衆にからかわれ・・・。

この、主人公の吉が、あまりに犬好きなんで「犬吉」と呼ばれているところから、タイトルが取られてます。
御囲って、知らなかったんですけど、すごい場所です。白米を食べ、綿の布団で寝、病気になったら薬も与えられるお犬様。その世話をしながら、雑穀を食べ、筵で眠り、薬を買う金などひっくり返しても出てこない人たち。その歪んだところが、この事件の発端です。
赤穂浪士の討ち入りに沸き立った男衆が、女を集団で慰み者にし、犬を殺し、罪を人に押し付けようとする。巻き込まれそうになった吉は、知り合ったお侍の依田様に協力して、難を逃れようとする。話はやがて、御囲の根幹の腐敗した部分に立ち入ることになり、吉は危うく命を落としそうになる。

・・・これだけ盛りだくさんで、読み終わってみると、たった一日。まさに狂乱の一夜。
きっちり纏め上げる作者の力量に感心。
これはいい! 次はぜひ、もう少し厚さのある作品を読んでみよう。

(75点)



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