乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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とあることでばたばたしていて、今月は本を読んでいる時間が少なめでした。

今月読んだのは
図書館本23冊、購入本4冊、再読本3冊。

あれ? 冊数は結構読んでるなあ・・・。面白いミステリが読みたくて、でも新しい本だと面白いか自信がなくて、ぱらぱら再読してた感じも、する。

星今月のベストブック星

DIVE!」 森絵都(90点)
実を言うと、1月に買って以来、袋に入ったまま二ヶ月放置していた本でした。もったいないことしたなあ。

ゴールデンスランバー」 伊坂幸太郎(88点)
こういう、スピード感のある話が好きです。あれよあれよと引っ張られていくやつ。ラストに「ええ!」があれば最高なんですが、この本はちょっと期待してたのとは違う「びっくり」でした。

今月も面白い本に出合えてよかった。来月もよろしく!
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面白くないものの中から「ここはよかったよ」と書くのは簡単なんだけど、それでいいのか。それとも「これは面白くなかったよ」と書いたほうがいいのか。しかし、「面白かった!」って本とは、文章に温度差があるのだけど、書いた本人しかわからないものなのか? という壁を感じている最近の私。

防風林 (講談社文庫)防風林 (講談社文庫)
(2005/11)
永井 するみ

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札幌を離れて十七年。母親の入院とリストラを機に、実家へ帰ってきた主人公・周治。昔、熱に浮かされた中での奇妙な記憶が、どうやら母の過去と関係しているらしいと知り、幼なじみと一緒に母の過去を探ることにするが・・・。

「気鋭の長編サスペンス!」らしいです。ああ、こういうのをサスペンスって言うのね・・・。

父より半年先に、母と引っ越してきた札幌。知り合いもいないはずなのに、毎日母を訪ねてきていた若い男性がいたらしい・・・。ちょうどその頃、周治は防風林の中で、ウサギを捕まえる落とし穴を掘っている時、見知らぬ男性に話しかけられたが、あれは母を訪ねてきた男性と関係があるのか・・・?

この謎(母の過去)を調べる主人公(といっても普通の商社マンなので、年賀状なんかを頼りに話を効きにいくくらいしか出来ないのだけど)に、母の病、東京に残してきた妻と娘、夫婦間の感性の違い、向かいにすみ幼なじみは昔男女の関係で・・・とかいう感じで色々絡みつつ話は進むんだけど・・・。

正直、突っ込み足りない、かな。
多分主人公の性格がそんな感じなんだけど。
エスカレーター式で結構難関の私立の学校に通っている娘がいるというのに、あっさり「札幌の実家に引っ越す」と決めてから妻に話す男性。家族は一緒に住むのが当たり前=妻も一緒に引っ越すものだと思っている。そもそも娘の教育については妻に任せっぱなし。妻がどういう思い入れがあるのか話し合おうともしてない・・・。
実に「こんな人、いるいる」な感じなんだけど、読んでて楽しいかといわれると別。

テレビの2時間ドラマ(主婦向け)っぽい感じ?
切り口を変えたらもう少しはらはらしそうな気もするけど、なんとなくぼんやり読み終わっちゃいました。

(70点)



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「期待と違う」作品だった時、作品の出来とは別の次元で「面白くなかったなー」って思うことありませんか?この本、そんな感じでした。

リオリオ
(1996/06)
今野 敏

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アパートの一室で、男が撲殺された。第一発見者が死体を発見した時、現場から立ち去った1人の少女、「リオ」。警察は彼女を重要参考人として捜査に当たるが、再度殺人が起こり・・・。

はい。
「警察小説」なんです。
主人公は、後方で情報を管理する役目の樋口という40歳の刑事。
田舎での「他人の目を気にする」生活が髄まで染み付いているせいか、どうしても自分に自信がなく、自己評価と他人の評価のギャップを受け入れかねている男性。
刑事らしくない性格の彼が、捜査が進むにつれ、容疑者とされている女の子「リオ」に思い入れるようになり、いつもとは違う行動に出て、結果事件は新しい展開を見せ・・・という感じ。
オーソドックスな、警察小説です。

で。
私がこの本どういうイメージしていたかというと、「追われる側の少女になんらかの事情があって、自分の身を守るために逃走してるんだろう・・・」というか、「きっとこの女の子も身の潔白を証明するために犯人を捜したりするんだろう」というか、そういう展開を期待してたのでした。
表紙がさー、いかにも訳ありっぽいじゃない?
そして私が想像したストーリーも、まあ、それほどとっぴな話じゃないじゃない?

んが。
警察小説、なのです。

「リオ」は家庭に問題のある少女として出てきますが、・・・普通の女の子です。
流されるように生きていて、ドラッグや売春援助交際にも抵抗はありません。
自分に嫌疑がかかってるとか、警察に捕まったら冤罪を仕立てられてしまうとか、そういう発想のない、普通の女の子、です。

樋口刑事の性格設定とか、周りの刑事の描写とか、悪くはなかったです。この主人公でもう一作書いたとしても頷けます。多分、及第点以上に面白いんだろうと思います。
なのにどうしても拍子抜けしちゃうのは・・・私の読み方に問題があるんだろうなあ、やっぱり。

(70点)



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この作家さんはお初・・・か? 最近、読んだかどうか解らなくなってしまった作家さんの多いこと。読み急ぎすぎか、老化現象か。(しかし、東京創元社さんの本に多いところをみると、広告とか見てるうちに読んだ気になっていってるのかもしれないです)

ランボー・クラブ (ミステリ・フロンティア 42)ランボー・クラブ (ミステリ・フロンティア 42)
(2007/12)
岸田 るり子

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フランス語など習ったこともない不登校中学生の僕が、なぜ、サイト“ランボー・クラブ”のトップページに掲げられたフランス語の詩を読めるのだろうか? 僕はいったい誰なのか? ある日、そのランボーの詩が書き換えられ、その詩が暗示する殺人事件が…。色覚障害の少年をめぐる事件の驚くべき真相。鮎川哲也賞受賞作家が贈る渾身の本格ミステリ。 (「BOOK」データベースより)


自分が何者かわからなくなってしまった色覚障害の少年の章と、失踪してしまった家族探しを依頼された私立探偵の章が交互に書かれていきます。
この、失踪してしまった家族というのは「多分この少年のことなんだろうなー」というのは割と早く見当がつくのですが、そこからが面白い。

ネット社会、少年にとっての現実、少年にとっての夢の中、それぞれが違う名前で絡まりあい、どれが真実でどれがそうではないのか、ぐらぐらしながら読むのが楽しい。
誰が善人で誰がそうではないのかも、読んでるうちにわからなくなるのが楽しい。

そして。
この作品中に「密室殺人」が出てくるのですが、それはあくまでちょっとしたネタフリ程度の位置づけ。トリックは使われているものの、これを解いただけで犯人が解るわけでもない。
この本のメインは人間関係の謎。
過去にあったらしい事件。過去を消してまで逃げる女。絡みあった愛憎。人間の欲。そういう、絡まりあったあれこれを、決して「名探偵がさてと言う」訳ではなく、「ああ!これはあれだ!」と読者に自分で気付いた気分にさせる描写の確かさは素晴らしい。

そして暗くなりがちな作品をすくってくれる私立探偵コンビ(トリオ?)の描写もいい。彼女たちがいなければこの話もっと陰鬱になってたはず。こういうバランス感覚の作家さんは大好きです。
楽しかったです。

(80点。・・・なんかべた褒めですね。だってミステリが好きなんだい!)



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なんとも言えず、表紙の線に味のある本。この方のイラスト、好きです。

ショート・トリップショート・トリップ
(2000/06)
森 絵都

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どこまで行ける?  どこまでも行こう!  森絵都がおくる、「旅」をめぐる超短編集。
毎日中学生新聞に「Further sight 旅のかけら」として連載したものの中から40編を選び、加筆。(「MARC」データベースより)


旅がテーマ・・・と言われればそうなんだけど、それは「地球上のどこか」への旅ではなく、「どこにもないけどどこかにありそうな世界」への旅です。SF調。
3ページほどの短編がみっしり詰まってます。

この長さだと私は星新一を思い出すんだけど、ああいう切れ味はないです。作品としての良し悪しではなく、もう少し優しい視線の話がメインというか。爆笑する話はないけれどにやりとする話は多いというか、そんな感じです。

私が一番好きなのは「注文のいらないレストラン」。「注文の多い料理店」を連想させるタイトルですが、内容は全然逆。ほろりとします。

(71点)



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