乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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バチスタシリーズは読んだし、「ジェネラルルージュ」が一番好きだ。海堂作品全部がリンクしている構成もいいと思う。全体に、「好き」な作家さん、なのですが・・・。

ブラックペアン1988ブラックペアン1988
(2007/09/21)
海堂 尊

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世良は外科研修医一年生。東城大学医学部で、佐伯教授の下、研修に励む毎日だが、そこに新しい技術とともに赴任してきた医師がいて・・・。

・・・この話、難しくないですか? 医療用語が。「コッヘルって何?」の状態で読むのが間違ってるのか。

バチスタシリーズは、医療技術がどうこうではなく、それを取り巻く人間関係のほうに主軸がおかれていたような印象で、多少わからない治療法があっても流れで読み進んでいけたんだけど、今回は妙につまずきました。「病院」が舞台ではなく「手術室」に絞られてるからかなあ。
前半、ストーリーの流れに乗って、医療の問題点が色々提示されるのは面白かったんだけど、ストーリーの閉じ方、ラストの手術のあたりが、駆け足だったのももったいない。

(73点)

過去編として、「若かりしあの人はこんな感じだったのね!」って思いながら読むのもあり、だとは思いますが・・・。
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児童書って面白いよね。私が子供の頃に読んでた本より、ずっとリアルなものに変化してるわ。

ぼくらのケータイ3days (Dreamスマッシュ!)ぼくらのケータイ3days (Dreamスマッシュ!)
(2005/09)
やまだ ないと、さとう まきこ 他

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町でひろったケータイにかかってくる謎の電話。着信名は「女王さま」、アドレスには「女神さま」。この持ちぬしはいったいなにもの…? 省吾と雄介は、ケータイの持ちぬしをさがしはじめる。いましかない12歳、忘れられない3日間の冒険。  (「BOOK」データベースより)

この主人公2人、省吾と雄介の関係が、ただの仲良しとも一味違って引き込まれた。
省吾は小学6年生にしては成長が遅くて、あまり先生に反抗したり学校をサボったりしない子供。
対して雄介は、成長期がやってきて、もううっすらすね毛なんかも生えてて、おとなしくなんかしていない悪ガキタイプ。小さいころから仲良くしてたし、親同士もなかよしだし、実際仲はいいんだけど、完全に対等ではない。
それが、「拾った携帯」の持ち主を探すことで一段仲が深まる話。

携帯電話の持ち主は中盤には判明するんだけど、中学生で、医者になるように親から強要されていて、クラスに仲良しの子もいなくて・・・「ターゲット」になりやすいタイプの子。この子が巻き込まれている問題に、何とか決着がつくように省吾たちも後押しするのだけど・・・。(あくまで後押し、だけなのがいい)

大人が読むと幼さが気になる部分はあるのだけど(現実の我が子と比べても)、多分同年代の子が読むと「こういう子もいるんだ!」みたいな響き方をすると思う。
絶品までは行かないけど、いい作品だと思います。
(73点)



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福袋福袋
(2008/02/15)
角田光代

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人生に“当たり、ハズレ”なんてない!?  謎で不可解な届け物や依頼、または同僚や夫など身近な人の不可解さに出くわしたら、あなたならどうする?  8編の短篇をとおして、直木賞作家が開く、人生のブラックボックス。 (amazon内容紹介より)

これはあちこちの読書ブログさんで見かけて、角田氏の新刊は追っかけてないのだけど、珍しく図書館に予約入れてみました。
八編入ってるだけあって、全体にちょっと小粒な感じもしましたが、「よくこの場面を選んで書いた」と思うような短編ばかり。ちょっと皮肉で、乾いた筆致。角田氏らしい本。
最初の方の作品は「? ちょっと変かな?」って程度なんだけど、だんだん「変な感じ」が増加していくのがおかしいような怖いような。それでいて、「ちょっと偏執的じゃない?」というレベルでとどまっていて、「この人頭おかしいよ」まで行かない、線の引き方が上手い。

私が一番揺さぶられたのは「カリソメ」。こんな男、いたら怖い。(でもどこかにいそう)
そして一番好きなのは「母の遺言」。遺言の内容もさることながら、子どもたちの反応がどうしようもない感じ。

そして、確かにこの本に出てくる人たちはみんなちょっと変なのだけど、実際、私生活を覗き見たら、みんなこれくらい変なのかもしれない・・・。(我が家も)

(78点)



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初読の作家さん。アンソロジーでよく名前は見かけるものの、1冊読む機会がなかなかなくて。なんとなくでも、手に取ってみてよかった。

東京・地震・たんぽぽ東京・地震・たんぽぽ
(2007/08)
豊島 ミホ

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東京で、震度6強の大地震が起きた。そのとき、東京にいた人たちと周囲の人たちをめぐる、14編の短編集。

東京で大地震、起こるかもしれない近未来。この小説の凄い所は、あくまで市井の人にスポットを当てたところ。地震がおきて、政府や自治体がどういう反応をしたか、経済的なダメージはどうなったか、これ、一切ストーリーに出てこない。地震に合った人たちが、その瞬間・避難所生活で・震災被害者の家族として、どういう反応をしたか、どう思ったか、これをごくごく短く、一瞬だけ切り取った話。
情に流されず、淡々と描いてしまう迫力。その時の子供の残酷さ。非常時に浮かび上がる歪んだ人間関係。流される弱さ、踏みとどまる強さ。
この長さだから書けた話ばかり。いいもの読みました。
(88点)



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イラストのかわいさに引かれて借りてみました。「旅行」の棚にあったんですが、間違ってはいませんが、なんか違う気もしたりして。

ひとりたび1年生ひとりたび1年生
(2006/11)
たかぎ なおこ

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道に迷ってオロオロ、人に話しかけられてアワアワ。でもオトナの女のひとりたびって、けっこう楽しいですよ…。たかぎなおこが描く、引っ込み思案な人のひとりたび。旅の写真も満載。 (「MARC」データベースより)

「150cmらいふ。」のたかぎなおこさんだった、そうだった。実は表紙見ただけで「この人絶対知ってるけど誰だったっけ?」って思ってたんだよね。
ひとりたびが苦手、というより「お一人様」が苦手な人って多い、と思う。1人で食事に行ったら「あの人友達もいないのかしらー」って思われるんじゃないか、って。この著者もどうみてもそっち側で、ホテルに泊まって夕食は外で・・・はいいけれど、どの店に入っていいの?ってうろうろした挙句入れないタイプ。なのに(最初はほぼ日帰りとはいえ)ひとりたびに出かけちゃおう、という根性がすごい。
「これ読んで参考にします!」っていう気合が入った感じじゃなくて、「あーこういうこともあるんだ~」って力抜いて読むのがいいかも。

(75点)



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