乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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今月読んだ本は 図書館本23冊 購入本4冊。 計27冊。
ばたばた忙しい中、よく感想あげたなあ、というのが実感。

音符今月のベストブック音符

うたうひと」 小路幸也(90点)
何というか・・・予想通り。
小路さんの作品には心酔してますから。読めたら、絶対高い評価になるだろうなあ、と思ってました。
ちょっと郷愁を誘うつくりがいいですよ。
本当にお勧め。

汗1今月の評価不能汗1
火村英生に捧げる犯罪」 有栖川有栖
読めただけで幸せです。
とはいっても、本格小説としてしっかりつぼを押さえた小説集になってます。
ぎりぎりまで短くするのにはこういう手法が有効なのか、とか考えました。
するする謎が解ける快感を味わうのもいいですけどね。

来月はさらに気ぜわしくなる予定。
更新、がんばりまっす!
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左のカテゴリを見ていただければ一目瞭然、「柴田よしき」氏がダントツに多いです。理由は単純、ブログをはじめてから読み始めた作家さんで、なおかつ既刊本が多い方だからです。(角田光代氏なんかもこの口)その上「割と好き」だけど執着はないので、シリーズ1冊目がなくても2冊目から読んじゃうし。この作品もそう。

観覧車 (祥伝社文庫)観覧車 (祥伝社文庫)
(2005/06)
柴田 よしき

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失踪した夫を待ち続ける下沢唯。夫の居場所を残しておきたい、という思いから探偵事務所を引き継いだのだが、浮気調査など気が滅入る仕事ばかり。あるとき、行方不明になった男の捜索依頼が舞い込んだ。手掛かりは白石和美という愛人。が、和美は日がな寂れた観覧車に乗って時を過ごすだけだった。彼女の心を占める虚無とは? 静かな感動を呼ぶ恋愛ミステリー。(「BOOK」データベースより)

回転木馬の前段の本。
実際、日本の探偵には事件の捜査権があるわけじゃないので、依頼のほとんどは人探しや素行調査、そして浮気調査だということを聞いたことがある。この話もそのとおり、恋愛や不倫にかかわる調査を、唯が1つずつこなしていく形の短編集。
一年に一作という割合なので、「失踪した夫」への感情が次第に変化していくのも読みどころの1つ。

特によかったのが表題作の『観覧車』。事件らしい事件もない、謎としては「何故彼女は毎日観覧車に乗り続けるのか」というシンプルなものなのだけど、理由が解ったときはぞくりとした。こんな初期から柴田よしきはやっぱり柴田よしきなんだなあ、と思いました。女の情念って怖い。

(73点)



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赤に捧げる殺意のレビューを見てみたら、「青に捧げる悪夢とは全然違って駄作だ」という意味合いのものを発見。そりゃーこっちも読んでみないとなるまいて。

青に捧げる悪夢青に捧げる悪夢
(2005/03)
恩田 陸近藤 史恵

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豪華著者によるミステリーアンソロジー決定版!
閉ざされた全寮制の学園で起こった悪意のゲーム『笑いカワセミ』に、美貌の少年ヨハンが挑む!〈恩田陸「水晶の夜、翡翠の朝」〉 ほか豪華執筆陣が贈る、せつなく、可笑しく、おぞましい傑作ミステリの饗宴!(出版社 / 著者からの内容紹介)

またまた内容紹介文は華々しいんですけどね。

「赤」の方は推理小説としてのミステリ(トリックものというのが解りやすいか)中心で、こっちは超常現象小説。怪異もの、ホラー系、そういう表現でもいいかな。
本格カテゴリに入れられる作品もあるのだけど(はやみねかおるとか)そこからはみ出る話のほうが多い。
どっちが好きかは好みの問題だよね。

この本の一番の収穫は「瀬川ことび」氏。そうか、こんなのも書いてたのか。別名の方は時々読んでいるのだけど、こっちはノーチェックでした。
ホラーでありながら「男って馬鹿だよね」的なちょっとユーモアも交えた小品がいい感じでした。

(72点。私は推理小説のほうが好き)



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この夏はちょっと新刊本買うの控えていたんですが、そんなときに限って次々と作品を発表するにくいお方がこの方。今年一年で6冊? 7冊? 出てるんですよね。

うたうひとうたうひと
(2008/07/23)
小路 幸也

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盲目のミュージシャンの彼女は、音楽史上に残るだろう名曲のバラードを残して、引退を宣言した。作家の「僕」は、彼女の本を書くことになり、インタビューに訪れるが・・・(『バラードを』より) 
歌をテーマにつづる7編。

なんといっても、この空気感がいい、と思う。
特に30年前、40年前の場面を扱った作品が、なんとも言えず郷愁に満ちていて、じんわりする。
(小路さんってそんな年配じゃなかったよね? と調べてしまいました)

商業ベースの「歌」。商品として売られる、「歌」。でも支えてるのは人の心。
純粋で切なくてやさしくて、そんな視線でつづられる物語。

そしてそこはかとなく、「喪失感」があるのです。
いつかはいなくなってしまうだろう、人。いつかは出なくなるだろう、声。永遠ではなく、いつかはなくしてしまうだろういとおしいものたち。それでもつながり続けたいと思うこと。人のきれいな感情をぎゅうっと詰め込んだ感じ。
これは、「技術」では書けない。陳腐な言い方かもしれないけど、作者の人柄がにじみ出ている、と思います。

大好きです。他にいいようがありません。
(90点)



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私はもともとライトノベルもよく読むほうだと思うんですが、気付くとコバルトで読んでいるのはこのお方ともう一人だけになっちゃいました。やっぱりデビューから追いかけてるからね、なかなかやめられない。

乙女は龍を導く!乙女は龍を導く!
(2006/11)
榎木 洋子

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乙女の人生…むかうところ“敵だらけ”!?
元気で強気でオットコ前な高一の理花。突然、幼なじみの夕樹とともに、謎の金髪男にさらわれ…気づいたら異世界で〈選ばれし乙女〉なんて呼ばれちゃって悪戦苦闘!?(出版社/著者からの内容紹介 より)

乙女は龍を光に導く!」で完結しまして、ようやく感想を書く気持ちになりました。

デビュー作からずっと、「守龍ワールド」のいいろんな時代の話を書き続けて、4シリーズ目。
その中では一番、軽い話になった。
扱っているのは世界の存亡をかけた龍の長老の後継者選び、という重いテーマなはずなんだけど、どうにも軽い感じがするのは、多分主人公に緊迫感がないから?
前作「緑のアルダ」が1000年の因縁を背負った悲願の話で、結構シリアスな話だったので、反動で必要以上に軽く書き飛ばしてる気がする。

うーん・・・一冊あたりの単価は安いし、7冊と短めなシリーズだし、今までのシリーズを読みついで来た身としては「読んで損はなかった」気はするけど、お勧めするのは・・・どうかな。
それよりは文章も展開も荒いけど、「リダーロイスシリーズ」の方が作者がいとおしんで書いてる気がして好きだ。

(シリーズ通して、73点)



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