乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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今月読んだ本は図書館本23冊、購入本3冊、再読本2冊。
結構読めたなあ。


桜1 今月のベストブック 桜1


「残されるものたちへ」 小路幸也 (88点)

今月はどれもこれも「そこそこ」面白かったものの、がつん!と来る作品にめぐり合えず。月頭に読んだ小路氏の作品がベスト。

・・・物足りない・・・。
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「警官の血」で直木賞ノミネート、このミス1位になってから、図書館でコーナー化されることが多くなった佐々木氏。読むのは2冊目? 3冊目? けれんの少ない堅実な作風の方、というイメージがありますが。

警察庁から来た男 (ハルキ文庫)警察庁から来た男 (ハルキ文庫)
(2008/05/15)
佐々木 譲

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北海道警察本部に警察庁から特別監察が入った。監察官は警察庁のキャリアである藤川警視正。藤川は、半年前、道警の裏金問題の為に百条委員会でうたった (証言した)津久井刑事に監察の協力を要請した。一方、札幌大通署の佐伯刑事は、ホテルでの部屋荒らしの捜査を進めていた。被害者は、すすき野の風俗営業店で死んだ男の父親だった。大通署に再捜査の依頼の為、そのホテルに泊まっていたのだという。佐伯は、部下の新宮と事故現場に向かうのだが…。(「BOOK」データベースより)


監察官と、現場の警官。
二組の立場の違う男たちが、別々に捜査に挑むのですが、読者側には「どうやらこの二組の事件は重なりそうだぞ」と思わせるつくりになっています。
派手な事件ではない。巨額の賄賂が動くわけでもない。
半年前に粛清されたはずの北海道警察の中に、まだ残っているおかしな気配を白日にさらそうとする話。
自分の職場にプライドを持った男たち(失礼、女性もいました)の、作り上げるドラマです。

・・・えーと。
真に勝手ながら申し上げますと、札幌を舞台に、警察官や暴力団が派手な争いを起こす話なら、東直己氏の作品の方が面白いと思われます。

しかし。
ゆるぎなく「人間」であるところの警察官の話としてみたら、確かに抜群の描写力。
この作品の主人公格の言う、「現場の警察官の多くは」というせりふを聞くと、本当に普通に自分たちの町にもいる警察官の方々の事を指しているような、説得力があります。

(75点) 
多分私はこの作品の舞台に思い入れがありすぎるんだな、と思いました。はい。



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あさのあつこ氏は大好きな作家の一人ですが、ヤングアダルトから一般の本を中心に読んでいるので、児童書方面の本をごっそり読み落としていたりします。

The MANZAI 2 (ピュアフル文庫)The MANZAI 2 (ピュアフル文庫)
(2006/03/02)
あさの あつこ

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文化祭を笑いの渦に巻き込んだ『漫才ロミオとジュリエット』から半年、瀬田歩と秋本貴史にとって中学最後の夏がきた。歩は、夏祭りで漫才をやろうと誘う貴史に対し、断固拒否の態度をとり続けている。一方、貴史の幼なじみ・萩本恵菜への思いはつのるものの、進展はない。そんな中、恵菜をめぐってある「事件」が勃発した―。(「BOOK」データベースより)


しかし考えてみると、このシリーズはカラフル文庫からピュアフル文庫なので、ヤングアダルトだよなあ。
なんで読まなかったんだろう?

主人公の歩は、性格的にちょっともろいところがあって。
自分は、平凡で、特にとりえもなく、いいところなんか何にもない、と思い込んでいる。
しかしそんな歩を「漫才の相方に」と望む秋元は、歩の目から見て長所ばかりで、だから余計に鬱屈した態度しか取れなくなっている。
この、歩の心情が、とても痛い話。
こういう、傷を持った青少年の心情を書かせたら、あさのあつこは上手い。

一巻ではがんじがらめになって下を向いていた歩が、「仲間」と親しくなるにつれ、だんだん自分を表現できるようになっていく。悪いことは悪いと、いえるようになっていく。
逃げ出さない。
暴力は嫌いだけど、立ち向かうことは出来ないけど、暴力を加えられている人をかばうことは出来る。

そういう、成長の話。

全体に見て大きな事件があるわけではないのだけど、先へ先へと引っ張っていく力は強い。
どれだけ歩の心境に寄り添って読めるかが鍵な話、かな。

(とりあえず76点。 続巻を読んでみないことにはなんとも)


ちなみにテレパシー少女蘭も読んでません。




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今月は割りといい感じで更新できてます♪ 時間は作ろうと思えば作れるもんなんだなあ。

黒影の館 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス)黒影の館 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス)
(2009/01/09)
篠田 真由美

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1980年秋、突然の養父の死。神代宗は傷付いた心を埋めるため訪れた北の町で、謂れなき殺人の罪をきせられてしまう。疑惑が晴れぬまま土地を支配する久遠家の「館」に軟禁され、血塗られた過去を目撃することに。謎の美少年・アレクセイが悲劇の真相を語り始めたとき、銃声が轟く! (「BOOK」データベースより)


建築探偵、ラスト前。
満を持して、「桜井京介」の過去を神代教授が語ります。

多分(いないと思うけど)この作品単品で読んでも、面白さは半減だと思います。ぜひ1巻を。それで面白かったら2巻を。
シリーズをとおして、登場人物たちにだんだん奥行きが出来てきます。
「京介の過去」については、想像に近い感じでした。が、神代教授との出会いがああいった形だったとは予想できませんでした。まだもういくつか過去の話が出てきそうですけど・・・。

ミステリとして読めば、閉鎖空間の中での連続殺人事件。広義の密室ものです。ただし、この本の主眼はミステリとしての骨組みではなく、「彼」のゆがんだ生い立ちにあると思います。
私はただファンですから、キャラクターの過去がわかるのは単純に楽しく読めました。

前巻で失踪してしまった「桜井京介」。彼を取り戻すために苦心している蒼と深春。
ラストはさぞかし豪華な話になるんだろうと今から楽しみです。

(75点。本当は少し寂しいけれど)



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さほど疑問にも思わず読み終えたのですが、どうやらシリーズ第二弾だったらしいです。

ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)
(2008/06)
近藤 史恵

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下町のフレンチレストラン、ビストロ・パ・マルのスタッフは四人。二人の料理人はシェフの三舟さんと志村さん、ソムリエの金子さん、そしてギャルソンの僕。気取らない料理で客の舌と心をつかむ変わり者のシェフは、客たちの持ち込む不可解な謎をあざやかに解く名探偵。近所の田上家のスキレットはなぜすぐ錆びるのか? ブイヤベース・ファンの新城さんの正体は? 絶品料理の数々と極上のミステリをどうぞ。 (「BOOK」データベースより)

一応弁明をさせていただくと、書下ろしを除き雑誌掲載で読んでますんで、第一話に必要な状況説明とかは頭に入ってたんですよね。(しかしそれならなおさら、前に読んだはずの話がないぞ、と気付いてもよさそうだ)

ただ、満腹になるためじゃなく、幸せも一緒に食べる「食事」。その食事を作るシェフは、心の中のいろいろなわだかまりも一緒に溶かしてくれる。そんな感じの、日常の謎系連作ミステリです。

一番好きなのは、「ブーランジュリーのメロンパン」。協力してパン屋を開こうとしていた二人の女性。パ・マルのメンバーも、イートインできる簡単なメニュー作りに協力していたのだが、片方の女性がオープン前に突然やる気をなくしてしまって・・・。といった話。
どうしても日常の謎の中には、「悪気はないんだけど嫌味な人」とか、「ちょっとしたことなんだけど意地悪なこと」が含まれている場合が多いのですが、このお話には嫌な人は一人も出てきません。
よみおえて、ほんわりした気持ちになれるお話。こういうの、好きです。

(80点)



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