乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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今月読んだ本は図書館本30冊、購入本1冊。
児童書も多かったし、このくらいは毎月読みたいところですが。

kao02 今月のベストブック kao02

「くまとやまねこ」 湯本 香樹実 (88点)


・・・これ、ということになっちゃうんですが、正直・・・読書ブログで今月のベストが絵本ってそれでいいのか?と思ったりもします。(85点以上の本は何冊かありましたけど、なーんか一押し!という感じではないのです)

しかしこの絵本は名作だと思います。はい。



5月こそは!
「これ、すうっっごく面白いよ!」という本にめぐり合いたい。
(これ、先月も言った気が)
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少女の気持ちを描いてうそ臭くならず、生々しく、弱さも強さもきらめきも、全部かける作家さんというのは貴重だと思うのですよ。

ピンクの神様ピンクの神様
(2008/06/26)
魚住 直子

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嬉しい時、辛い時、女友達がそばにいた。 人から見たらささいなこと、でも自分には大切なこと。人生はそんなトラブルに満ちている。あらゆる世代の女性たちの気持ちを細やかに描き、元気をくれる短編集。 (amazon・内容紹介より)

このブログに書いてあるのは2作だけですが、アンソロジーなんかで目にすることも多く、中学生くらいの少女を主人公にすえた小説では定評のある作家さん。

そんな作家さんの一般向けの短編集、七編。

いくつになっても大人になりきれない部分というのは誰もが持っていて、特に人間関係は大人になったらなったなりの苦労というのが待ち構えている。
嫁姑関係とか、ママとも作りとか。
うん、大変だよね、私も大変だよ。でも、もうちょっとがんばってみようか。
そういうメッセージのこめられた作品です。それぞれの作品の登場人物がすこー氏ずつ重なっているのも高感度高し。

特に気に入ったのが「首なしリカちゃん」。
幼稚園でのママ友作りに出遅れて、ようやく親しくなれたのが、ずうずうしくって仲良くなりたくないタイプの母親しかいなく、憂鬱になっていた主婦の話。
みんな、一緒だよ。それなりに大変だよ。と気付いて成長する話でもありますね。
自分に引き寄せて読めたからなおさら気になったのかもしれませんが。

(全体通して78点)



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またしてもっ・・・! シリーズ3冊目から手にとってしまいました(涙)。一応、確かめたはずなんだけど・・・。

シェルターシェルター
(2003/09)
近藤 史恵

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家にいるのが嫌で逃げ出してしまった恵。「帰るところがない」といういずみを拾ってしまい、一緒にホテルに泊まることに。しかしいずみが放浪するにはわけがあって・・・。一方、恵の妹の恋人で、雑誌記者の小松崎が、映画の記者会見に望むと、準主役級の女優の身辺に不振な影があり・・・。

どうもね、ミステリとして読んでいろいろ論評するほうに傾きつつ読んだのだけど、そういう話ではないですね、これ。
心に傷を負った女性たちが、自分の居場所が見つからなくて苦しむ話。
男性が書くと妙に薄っぺらくなることの多いこのテーマを、よく書ききったなあ、と思います。

といっても、全体の空気は重いものではないですね。
主役の一人、小松崎が、「誰かといることのできる幸せ」に折につれて触れているからかな。
「だいじょうぶだよ」って、そっと寄り添ってくれるような話です。

(76点)



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ゆるゆると読み続けて三巻目。今5巻まででてるんだっけ? 追いつくのはしばらく先かと。

The MANZAI〈3〉 (カラフル文庫)The MANZAI〈3〉 (カラフル文庫)
(2006/07)
あさの あつこ鈴木 びんこ

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秋本貴史とのコンビを拒否し続ける瀬田歩は、病院の廊下を暗い表情で歩く美少女・萩本恵菜―愛称メグを見かけ、気になってしかたがない。一方、夏祭りでのステージが危機に直面したとの情報を入手した森口京美に招集され、いつものメンバーは、漫才のステージ実現を目指して立ち上がった。 (「BOOK」データベースより)

この内容紹介よりほかに書くことはあまりないような気がしますが。

今回はストーリー的には大きな山はないですが、主人公・歩の心情的に大きな変化のあった章。
「子供はいつも大人に振り回されてばかり」という心境だった歩が、家庭内の問題で打ちひしがれている友人を見て、「俺たちの力でこいつを笑わせることが出来るなら」と立ち上がる話です。
集団の中での友達関係、支えあうということ、お互いにフォローすること、それでいて「この人じゃなきゃ駄目だ」と思う切ない気持ち、ううん、上手いなあ。

ですが。
このシリーズを楽しく読み続けられるかは、歩に対しての、秋本の過剰なスキンシップを面白いと思って読めるかどうかにかかっていると思う。
バッテリーでもそういう傾向はあったけど、あの話は「野球」と「自分」という芯があったから、余禄みたいなものとして笑って流せた。
この作品は・・・流すには、もっと根源のところでストーリーに絡み合ってる感じがする。私はそれを、「邪魔だ」と思った。違う書き方でも「このキモチ」は書けると思った。

「このキモチ」というのがどういうのかは書きにくいですが・・・。
子供のころの、完成してない自分に対する苛立ちとか、離れたくない友人に対する執着とか、それを笑いにしてしか表現出来ない不器用さとか・・・。


全体に、明るく楽しく書きましょう、でもきっちりとしたテーマはあるんだよ、という姿勢なのはわかるけど、もったいないなあ、と思う。

(そんなこんなで72点)



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東京創元社から全集が出るというので気になっていた作家さんです。

高城高全集〈1〉墓標なき墓場 (創元推理文庫)高城高全集〈1〉墓標なき墓場 (創元推理文庫)
(2008/02)
高城 高

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北海道で発生した天陵丸沈没事件。新聞支局長・江上は、過積載による事故として落ち着きそうだったその事件の真相を暴きだし、記事にした。しかしやりすぎた取材が元で警察に呼ばれ、左遷されることに・・・。それから3年、かつての関係者が次々と死を遂げる街に、真相を確かめに戻ってきた江上だったが・・・。

最初に。多分、私の評価は偏っていると思います。(舞台がかなり地元なので)

初出版は1962年。忘れられた名作です。
現在のミステリと比べると、いろいろ難点はあるのですが、それを帳消しに出来るだけの情緒があります。
道東の港町を舞台にした作品で、現地で生活をしたことがある人ならではの生々しさというか・・・。それでいて下品ではないんですよね。

短編にキレがある作家さんだそうです。次は短編集を、ぜひに。

(76点)



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