乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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昨日ようやく入手できまして、一時間ほどで読破。

NO.6〔ナンバーシックス〕#8 (YA!ENTERTAINMENT)NO.6〔ナンバーシックス〕#8 (YA!ENTERTAINMENT)
(2009/07/25)
あさの あつこ

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矯正施設でついに沙布との再会をはたした紫苑。だが、沙布は紫苑の手をとろうとはしなかった。彼らの生存と、マザーコンピューターの破壊を願う沙布。沙布の最後の望みをかなえようとする紫苑とネズミだったが・・・。

正直に言いますと、「ええ! そんなことになってたんですか!」という展開ではありません。これはもう、ある程度SFを読んでる人なら予想できる範囲内のストーリーですね。
(特に主人公の紫苑、沙布、ネズミの方は)
しかしストーリーが予想できたかどうかというのは、この作品の価値を語る上で些細なことだと思います。

以下、ネタばれにて追記の方に。

(82点)
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東京バンドワゴン、シリーズ初の番外編です。

マイ・ブルー・ヘブン―東京バンドワゴンマイ・ブルー・ヘブン―東京バンドワゴン
(2009/04)
小路 幸也

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国家の未来に関わる重要な文書が入った“箱”を父親から託され、GHQを始め大きな敵に身を追われるはめになった、子爵の娘・咲智子。混血の貿易商・ジョー、華麗な歌姫・マリア、和装の元軍人・十郎、そして、がらっぱちだけれど優しい青年・勘一にかくまわれ、敵に連れ去られた両親の行方と“箱”の謎を探る、興奮と感動の番外編。 (「BOOK」データベースより)

シリーズを読んでいない人も、読みやすい構成になっています。
戦後まもなく、GHQの影響下にある東京を舞台にした物語です。

本編では、頑固者のおじいちゃんとやさしいおばあちゃんという書かれ方をしている勘一とサチの馴れ初めを描いた、ハードボイルドの空気感漂う話。

サチさんが素敵でした。
お嬢様かと思ったら、打たれ強くて、へこたれない。でも純情。このサチさんが年を経てああなるのか、と思うととてもほほえましい気持ちになりました。

そして二人を取り巻く人たちも優しく書かれていて素敵でした。この文章の暖かさは小路さんの持ち味ですね。

(85点)



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図書館に予約をだして幾星霜…(大げさすぎ)。ようやく入荷しました。

黄金の王 白銀の王黄金の王 白銀の王
(2007/10)
沢村 凜

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百数十年にわたり、国の支配をかけて戦い続けてきた鳳穐一族と旺廈一族。生まれた時から「敵を殺したい」という欲求を植えつけられていた二人の王。だが、彼らは過去のしがらみを断ち切った。そして、争いのない平和な世の中を作りたいという思いを理解し、陰で協力し合う道を選んだ。しかし、それは想像以上に厳しいものだった…。 (「BOOK」データベースより)

自己を捨てて、自分の信じるもののために生きる男の物語、です。
「瞳の中の大河」「リフレイン」とも通じるところがありますね。

架空の国の歴史物語です。
一つの国の中に、いくつかの種族があって、それらが互いに権力争いをしている。その中でもっとも激しいのは鳳穐一族と旺廈一族。開国の王を同じく祖先に持つにもかかわらず、むしろそれだからか、お互いに憎しみあっている一族。
「このまま争いを続けていたら、国の力が弱まって、人民たちが飢えてしまう。他国からの侵略も起こりうる。今のうちに国を一つにして、内乱を終わらせてしまわなくては」と考え付いた薫衣という若輩の王。この、柔軟な発想力と、そのための第一歩をたがえない聡明さ。これこそ、まさに「王の資質」です。
そして、薫衣が改革に乗り出す際、協力者として選んだのが櫓。支配される側に回ってしまった、一族の王。矜持を捨てて「国のため」に薫衣と協力することになりますが、国の姿勢を変えるのはさすがにたやすいことではなく、さまざまな困難が待ち受けています。

なんといっても、胸を打ったのが、櫓と薫衣の妹の稲積の純愛話。二つの民族を一つにするための政略結婚でありながら、お互い惹かれあい、それを気付かぬままに長い年月を一緒に過ごす二人。370頁あたりからの描写はほろっと来ました。

大きなうねりとなって流れていく歴史物語。圧巻です。ぜひ読んでいただきたい。

(90点)

あえて欠点を挙げるとしたら、人物名が読みにくいことだと思います。何度「主な登場人物」の欄を確認したことか(涙)



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何回考えても、どうしてこの本を手にとってしまったのかが解りません。

星のしるし星のしるし
(2008/10)
柴崎 友香

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UFO、占い、家族…30歳を前にした会社員・果絵と周囲の人々をつなぐ、いくつもの見えないしるし。悩みがないわけじゃない。でも、いいあらわせない大切なものが輝きはじめる。街と人々をやさしく包みこむ、著者の新たなる傑作。(「BOOK」データベースより)

決して面白くないというわけではありませんが! 私はこういう読み物が苦手分野なのです…。

30歳を前にした独身女性の、淡々とした生活。恋人もいる。家族とはそれなりに上手くやってる。仕事もまあ順調。大きな不安はないけれど、大きな幸福もない、わたしこのままでいいのかしら?と占い師に聞いてみたくなるような日常。

うん、わかる。わかります。こういう、ぽっかりとした不安、あります。
それをただの不安で終わらせないストーリー展開も悪くはないと思います。

ただもう・・・こういう話は、合う人と合わない人がいるってことで。ごめんなさい。
(70点)



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森見氏の作品は、内容がどうとかよりも私にとって読みにくい文章で敬遠しがちなのですが。

有頂天家族有頂天家族
(2007/09/25)
森見 登美彦

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時は現代。京都の街には、平安時代から連綿と続く狸の一族が住んでいた。下鴨神社糺ノ森に住む四兄弟は、能力のほとんどを失ってしまった天狗の赤玉先生のお世話をしながら、敵対するおじ一族と丁々発止のやり取りをしていたが・・・。

面白かった!

亡き父の威光を意識しすぎてがちがちになっている長兄、大きな失敗を忘れられずにかえるに変化して井戸の中に住んでいたら戻れなくなってしまった次兄、阿呆の三男、未熟者だけど真正直な四男。
このキャラクターが実にいいし、雷がなったら何はさておき母親の元に駆けつけると言う家族愛も素敵。
なんともいえないばかばかしさに飾られた、ほんわり暖かくなるお話。

特に後半、父の死の真相の辺りからの勢いに乗った展開がいい。はらはらさせながら、それでいてちょっとおかしみを残した展開がいい。

続編も出るそうで、期待して待ちたいと思います。

(85点)



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