乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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今日の分の感想は書けませんでした。不調なり。

今月読んだのは、図書館本20冊、再読本1冊、合計21冊。
しかし感想として書いたのは16回。もうちょっと何とかしたいなあ。

花火 今月のベストブック 花火

「都会のトム&ソーヤ」 はやみねかおる (87点)
少年の冒険ものとして、夏休みなんかに読むには最適な本だと思います。
続きも面白かったし、その後も予約入れてます。


夏から夏へ」 佐藤多佳子 (87点)
世界陸上似合わせたタイミングで読めたんで、若干評価高めになってるかもです。
陸上100メートル×4リレー、日本代表選手たちのルポ。

面白い本はそれなりに読んだんですが・・・しかし、これが一番面白かったよーというには、パンチが足りないような。

物足りないなあ。がくり。
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競技としての自転車にかける少年たちの青春、といった話を予想して読みました。

自転車少年記自転車少年記
(2004/05/25)
竹内 真

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初めて自転車に乗れたあの日、昇平の乗った自転車は坂の下の草太の家の庭に飛び込んで・・・。あの日から、二人の友情が始まった。海まで必死にペダルをこいだ小学4年、自転車部をつくった高校生活、競技者としての生活に別れを告げた後までも、自転車は二人の傍らに会った。 青春小説。


競技としての自転車も一部出てくるのだけど、競技者として成功することを第一義に描かれた物語ではありません。
とにかく自転車が好きで、でも才能はそれほどなくて、それでもとにかく自転車に乗っていたい男の子と、そのすぐ傍らで大きくなった、でもそれほど自転車にかけているわけではない男の子の、べったりしすぎない友情をベースにした成長物語。
子供の無鉄砲さを忘れないまま大人になっていく少年の話です。

なんたってね、失恋をきっかけに、一日で300キロ走っちゃうんだから。そしてこの無謀な行動が、翌年からまた大きな出来事に発展していくのだけど・・・この辺、実に楽しいんであえて詳細は書きません。

なんといっても、ラスト2章。
昇平が大人になって、結婚して、子供が生まれて、その子供が自転車に乗るようになって・・・のエピソードが秀逸。こうやって情熱は受け継がれていくのだなあ、とほほえましくなります。

(86点。面白かった!)

そしてこれ、携帯小説だったらしいんです。どう読んでも、主人公二人は1970年前後くらいの生まれかと予想されますが、携帯のユーザーとは隔世感はなかったのでしょうか?
そういうこと抜きにして、面白い小説なのですが。



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皮に知らんと変換してしまったうちのパソ。何回もご登場いただいている好きな作家の一人なのに。

山の上の王国 (ものがたりうむ―河出物語館)山の上の王国 (ものがたりうむ―河出物語館)
(1997/10)
川西 蘭

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別居中の父親に会いに、山奥へとやってきたヨシキ。屋根裏の鏡をのぞいてみたら、黄色いサルが鏡の中に姿を消して、代わりに女の子が現れて・・・!


どこかの世界からやってきた、自分にそっくりな女の子。鍵を握っている「黄色いサル」を探して大冒険が始まる! ・・・というわけではありません。
鍵を握っているのは「王国」の王なのです。ヨシキとは違う次元の世界にある王国。黄色いサルはその王様のペットで、ある特殊な能力を持っています。

あらすじにまとめると簡単で単純です。しかし「寓話」のように、読み終えてみると心に何か残る話です。

(74点。この作品の魅力を上手く伝えられないのがもどかしい)



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なんとなく今の興味が児童書の方に流れているのね、多分。

ぼくがぼくになるまで (エンタティーン倶楽部)ぼくがぼくになるまで (エンタティーン倶楽部)
(2005/01)
沢村 凛

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「ぼく」は気付くと暗闇の中にいた。動かす体もない、声を出すことも出来ない。今までの思い出もない。ぼくはどうしてここにいるんだろう。誰か助けて・・・!

「どこでもない暗闇の世界」にいる「ぼく」が、記憶のかけらを取り戻すたびに体を得て、現実の世界に生きることになる。最初は鳥。しかしある家に引き寄せられるように飛び込んで、そこで体をなくし、再び闇の世界へ。次は犬の体を得て・・・。という、繰り返しの話。
「ぼく」の招待が誰(何?)なのか、何故何かの体に入れるのか、解らないまま話が進んでいきます。
そして、「ぼく」の忌避感をあおる赤い屋根の家。これが、「ぼく」の正体と関係があるのか?ないのか? これも興味をそそる謎の一つ。
「ぼく」と一緒にこの謎に挑んでくれる姉弟の描写も上手いです。知恵を絞ってなんとかしようとする姿勢が好印象。

ただし、小学高学年くらいがターゲットのレーベルなので、イラストも多いし、文章も簡単だし、展開もあまり込み入っていません。これはこれで面白いんですが、沢村氏のほかの作品のファンの人はちょっと肩透かしされるかも。

(76点)



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佐藤多佳子氏、初のノンフィクションもの。

夏から夏へ夏から夏へ
(2008/07)
佐藤 多佳子

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2007年8月。世界陸上大阪大会。400メートルリレーでアジア新記録を出しながら、メダルに手が届かなかった男たちがいた。彼らのその時の状況と、その後の競技生活を丹念に取材して描いたノンフィクション。

わたくしごとですが。
ちょうど、一年前、「一瞬の風になれ」を読んだ直後に北京オリンピックがあって、日本男子400メートルリレーがメダルを取りまして、「ああ、いいタイミングであの本を読んだなあ」と思っていました。
で、今回、「一瞬~」が文庫化されたと前後して、この本が図書館に並んでいました。
「借りてくれ」ということなのかなあ、と思って読みました。

この本で面白いなあ、と思ったのが、「大きな大会とその後」という構成だということ。
これが普通の小説なら、「大会に向かっての積み重ねと、その結果」という構成になると思うのです。

しかし。

私、この本を読んで泣きました。

全然、泣ける話じゃないです。泣かせるための話じゃないんです。
私の心を打ったのは、「競技者が、ただ競技者足らんと、思い定める姿勢」。

丁寧に取材して書かれた作品です。
「小説家」が取材したので、「そのときどう思ったか」「これからをどう考えているか」といった、人間性の部分に主軸をおいているのが面白い。
ルポライターとは違う作品に仕上がっていると思います。

ちょうどこの本を読んでいるころ、世界陸上ベルリン大会がありました。こういう縁のある作品なのだと思います。

(87点)



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