乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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これは書店でもらった「新刊ニュース」だったかに紹介がのっていて、そのうち読もうと思っていた本です。

追跡―警視庁鉄道警察隊追跡―警視庁鉄道警察隊
(2009/07)
高嶋 哲夫

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東京都内を運行する列車内で、スリと切り裂き事件が相次いで発生した。『多国籍スリ集団』と呼ばれる犯人たちは、お年寄りや女性を狙い、乗客を集団で取り囲み、連携して犯行に及ぶ。一方、『切り裂き魔』と呼ばれる犯人は、女性のバッグを狙い、ゲリラ的に切りつける犯行を繰り返していた。警視庁鉄道警察隊新宿分駐所の小松原たちは、犯人グループを追い、警乗に追われていた。日々拡大する被害のなか、小笠原たちの執念の捜査で辿りついた犯人像…それは、男性ではなく女性だったのだ―。(「BOOK」データベースより) 

新人警察官が自分の仕事に誇りを持つまでの成長物語、です。
ミステリ的に、「誰が犯人だろう」と思いながら読むのも楽しいですが、犯人を当てるのに足るだけの伏線はないかもしれません。刑事がこつこつ証拠を集めていくタイプの作品なので、劇的な証拠というのはないです。

※以降、若干ネタばれ※

『切り裂き魔』と呼ばれる、女性のバックばかりを切り裂く犯罪者。犯人と目される老婦人が捕まったものの、痴呆にかかっているため明確な自白が得られない。
新人警官の小松原は、「何かが違う」と思い、他の犯人の可能性はないか証拠固めに奔走する。
しかし、そこへ新たな『切り裂き魔』が現れる。
過去の犯罪はどこまでが新しい犯人の仕業で、どこから老婦人の犯行か…。
鉄道警察隊という、条件の限られた中での捜査しかできない警官たちを描いた作品で、集団ものとしても面白いし、脇役のキャラクターもしっかりしています。
地に足の着いた警察ものとして、出色の出来。
それでいてラストにちゃんと山を持ってきてくれるあたり、小憎い感じもします。

この作家さん、初めてでした。また読もう。

(80点)



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とりあえず、新刊はおさえておく、畠中さんの本。

ころころろころころろ
(2009/07/30)
畠中 恵

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摩訶不思議な妖怪たちに守られながら、今日も元気に(?)寝込んでいる江戸有数の大店の若だんな・一太郎。ある朝起きると、目から光りが奪われていた! (「BOOK」データベースより・抜粋)


ここ数年の話の中では一番好き。

幼少時にあったエピソードが最初に語られて、それから年月が流れ、若旦那が突然視力を失うところから物語がスタートします。
すわ一大事! と右往左往するいつもの長崎屋の面々。
それぞれの探索をそれぞれの視点から書いた連作短編に近い形になっていますが、読み応えは長編ですね。

「人」と「妖怪」の違いについていろいろ書かれてきたシリーズですが、今作では今まであまりかかれてこなかった「神」との違いにふれています。
西洋とは一味違う、日本文化としての「神」。しかしどことなくほのぼのした話に仕上がっているのは畠中氏のお人柄でしょう。

この路線の話も、何作か読みたいですね。

(85点)



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今月はまじめに書こうと思ったのに、ちょっと間が空いてしまいました。

チームあした (学研の新・創作)チームあした (学研の新・創作)
(2008/11)
吉野 万理子宮尾 和孝

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東小卓球部のキャプテンになった純は、新しいコーチをむかえて、はりきっていた。だが、ある日そのコーチがとつぜん姿を見せなくなる。そのうえ、西小の手強そうなライバルも現れて…。(「BOOK」データベースより)


前作「チームふたり」とは主人公が違います。相方だった大地くんが今回の主人公。

このシリーズの面白いところは、スポーツものでありながら、本人の資質とか練習とかがメインになるのではなく、もっと大きい視点で「スポーツをやること」について考えているところです。

たとえば。
喘息があって、トレーニングが十分に出来ない、でもスポーツは好き、っていう子が、チームスポーツの中にないっていくのはどうしたらいいのか、とか。
選手として強くなることももちろんですが、人間として成長していく主人公たちがほほえましい。

今回のキーパーソンは新しくやってきたコーチ。
選手としても強い熱血コーチですが、その実態は…?

「体調が悪いとき」の戦い方についてのせりふは、あのコーチじゃないといえなかったかな、と思います。

(85点)



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見かけるたびに気になって、でも帯がいまいち好みじゃなさそうな紹介文を載せていたのでなかなか読まなかった本、です。

でかい月だなでかい月だな
(2007/01/06)
水森 サトリ

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ある満月の夜、友人に突然崖から蹴り落とされた中学生の「ぼく」。一命はとりとめるが、大好きなバスケットボールができない身体になってしまう。加害者の友人は姿を消し、入れ替わるように「ぼく」の前にあらわれたのは、インチキ錬金術師、邪眼を持つオカルト少女、そして「やつら」。そのうちに、世界は奇妙な「やさしさ」につつまれてゆき、やがて、地球のみんながひとつに溶け合おうとする夜がくる…。(「BOOK」データベースより)

↑これがその紹介文です。確かに大きくこの話をまとめてしまうとこれでもありかもしれないけれど。

主人公はそれほど魅力的ではないな、と思った。しかし紹介文で言うところの「いんちき錬金術師」、中川くんが実にいい!
錬金術師には本物は作れない、偽者をそれらしく見せるだけ。そう割り切っていながら、彼の目指すのは「霊界通信機」ですよ…! 情に流されない、孤高の、でもどこか人気のある男の人。科学を通してしか現実を捕らえられない人。
被害者の「ぼく」が死ななかった理由をさらっと語るあのせりふは、鳥肌ものですよ!
と、すっかりキャラクター読みしてました。実にツボ。

楽しく読みました。
イメージが既成作品とかぶる、という意見もあるようですが(私も「みんなが一つになる夜」の月の描写は、「ヒューマン・ノーアの声」(漫画。絶版)を連想したし)、それだけの本ではないと思うよ。

とりあえず、もう一冊読みたい作家さん。

(78点)



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