乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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今月読んだ本は図書館本19冊。だいぶペースを取り戻したかな。しかし今月はいまいち手ごたえがない。


今月のベストブック

「ロード&ゴー」 日明恩(88点)
仕事に誇りを持っている人たちの話。とにかく展開が速くて、のめりこむ感じで読めました。



来月の目標は(最低)22冊。是非に。
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シリーズ二冊目。絶対読んでいるはずなのに、一冊目の印象がありません。ブログに書いた形跡もなし。何でだ?

闇の聖杯、光の剣―北斗学園七不思議〈2〉 (ミステリーYA!)闇の聖杯、光の剣―北斗学園七不思議〈2〉 (ミステリーYA!)
(2008/04)
篠田 真由美

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鬱蒼とした森に囲まれた、歴史ある全寮制の北斗学園。その広大な敷地内の一画「旧ブロック」には、戦前からの建物が点在し、異空間を作りあげている。アキ、ハル、タモツは、中等部2年の同級生。新聞部に所属している3人が目下頭を悩ませているのは、文化祭に出品する新聞製作コンクールのネタ。期限まであと数日なのに、何も思いつかない。ただでさえ頭が爆発しそうなそんな中、学園にまつわる七不思議のひとつ、「記念博物館の謎」を探るはめになってしまう。さらに、3人に近づいてきた女生徒が謎の失踪を遂げて…。(「BOOK」データベースより)


うーん、うーん、面白いのよ? 面白いんだけど。

学園に隠されたいくつかの謎を、新聞部員で少しはみ出し気味の男の子たちが追う、という形式はいいと思う。いわくありげな学園の設定も、いいと思う。
ただ、篠田氏自身が、このレーベルにあわせた文章の書き方に慣れていないような気がするんですよね。軽い語り口で書こうとしている感じなんだけど、そのせいで普段の篠田氏のいいところがでてない気が。作品的にはもっと書き込んでもいいと思う。作品全体のテイストと、中学生男子の語り口調が上手く合ってない気がするんです。
前半で時々出てくる「前作参照」というのも、ああいう書き方をしなくてもよかった。

内容は申し分なしです。
ナチスの亡霊、隠された暗号、謎の猫、対立する組織。大掛かりな謎は面白いし、それに関する描写もいい。
なんというか…面白いだけに、もったいないなあ、と思います。

(75点)



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図書館ではヤングアダルトの棚においてあったんだけど、普通に講談社ノベルズから出ている本なんだねえ…。

少年名探偵 虹北恭助の冒険 (講談社ノベルス)少年名探偵 虹北恭助の冒険 (講談社ノベルス)
(2000/07/06)
はやみね かおる

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ひとりでにふえてゆく駄菓子屋のおかし。深夜、アーケード街をさまよう透明人間の足跡。なんでも願いをきいてくれるお願いビルディング。虹北商店街で巻き起こる不思議な不思議な謎・謎・謎!美少女・野村響子ちゃんをワトソン役に、講談社ノベルス史上最年少の名探偵〈小学6年生〉・虹北恭助の推理が冴える。 (「BOOK」データベースより)


でも内容はいつものはやみねかおるです。
優しさと暖かさのある、日常の謎系本格推理。語り手も探偵も小学生で、二人の暮らす商店街と小学校で起きた不思議な事件。それを鮮やかにといてく話。

謎としての難易度はそれほど高くないかな、フェアに書いてあるから余計に。謎解き部分での伏線の回収はお見事。

全体に、少し私には物足りないかな。ボリュームも、事件の内容も。もう少しがっつりした謎が読みたいですねえ。
あとイラストが多めなのも賛否分かれるところだと思います。

(78点。この内容ならYAのレーベルで出てもよかったかな)



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ワタクシ、東京創元社をこよなく愛しております。ええ。おかげでこの本はもう、何度も何度も巻末で見ていて、いつか読まねば! と思っていた本なんですね。

TOKYO BLACKOUTTOKYO BLACKOUT
(2008/10)
福田 和代

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8月24日午後4時、東都電力熊谷支社の鉄塔保守要員一名殺害。午後7時、信濃幹線の鉄塔爆破。午後9時、東北連系線の鉄塔にヘリが衝突、倒壊。さらに鹿島火力発電所・新佐原間の鉄塔倒壊―しかしこれは、真夏の東京が遭遇した悪夢の、まだ序章に過ぎなかった。最後の希望が砕かれたとき、未曾有の大停電が首都を襲う!目的達成のため暗躍する犯人たち、そして深刻なトラブルに必死に立ち向かう市井の人々の姿を鮮やかに描破した渾身の雄編。(「BOOK」データベースより)

テロ組織が停電にした東京の街、という設定ですね。
テロ組織を追う警察の人、停電に立ち向かう電力会社の人、そして犯罪者。普通の市井の人たちではなく、停電に立ち向かうべき立場の人の戦いを描いた物語です。

結構長い小説ですが、読み終えてみると経過したのは一日ほど。刻々と状況が変化していく、臨場感のある展開になってます。
ちいさなエピソードの積み重ねが生きて、大きなうねりになっていく話。
たとえばスーパーでは生鮮食料品や冷凍食品が投げ売られているとか、炊飯器が使えないからお米が炊けないとか、どれだけ日常生活を電気に依存しているのか、と考えさせられるエピソードもあり。

主犯の男の動機には感情移入しなくもないのだけど(お母さんのいきさつとか)、起こしてしまった事件は重大すぎます。自分が原因で何の罪もない人が死んでいく(かもしれない)ということは考えられているんでしょうかね。
ラストの都庁の場面は映画的で目に浮かぶようですが、あれが最終目的なら、いろいろ納得いかない感じです。

電力会社の人たちはかっこよかったし、行動に筋が通っていて好印象なんですが。

(88点。迫力ある小説だよ)

足りないのはカタルシスかな。ラストの山が思ったより小さかったというか。そこまでの積み重ねがよかっただけに残念です。



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最近また読み出した浅田次郎さんの本。こういう、人情譚のようなものは上手いなあ。

あやしうらめしあなかなしあやしうらめしあなかなし
(2006/06)
浅田 次郎

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日本特有の神秘的で幻妖な世界で、生者と死者が邂逅するとき、静かに起こる優しい奇蹟。此岸と彼岸を彷徨うものたちの哀しみと幸いを描く極上の奇譚集。名手が紡ぐ、懐かしくも怖ろしい物語。(「BOOK」データベースより)


怪奇譚。短編集です。
それでいて人の情を感じさせるつくりで、怖いけれど悲しい話が多いです。

そして何より、すべてが説明されない、真実を想像するしかない短編のラストのそのあとがまだ怖い。「骨の来歴」や「客人」あたりですね。
本のタイトルが、まさにこのとおり。
おすすめです。

(85点。しかし、今時期に読む本じゃないね)



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