乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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あさのあつこ氏は大好きな作家の一人ですが、ヤングアダルトから一般の本を中心に読んでいるので、児童書方面の本をごっそり読み落としていたりします。

The MANZAI 2 (ピュアフル文庫)The MANZAI 2 (ピュアフル文庫)
(2006/03/02)
あさの あつこ

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文化祭を笑いの渦に巻き込んだ『漫才ロミオとジュリエット』から半年、瀬田歩と秋本貴史にとって中学最後の夏がきた。歩は、夏祭りで漫才をやろうと誘う貴史に対し、断固拒否の態度をとり続けている。一方、貴史の幼なじみ・萩本恵菜への思いはつのるものの、進展はない。そんな中、恵菜をめぐってある「事件」が勃発した―。(「BOOK」データベースより)


しかし考えてみると、このシリーズはカラフル文庫からピュアフル文庫なので、ヤングアダルトだよなあ。
なんで読まなかったんだろう?

主人公の歩は、性格的にちょっともろいところがあって。
自分は、平凡で、特にとりえもなく、いいところなんか何にもない、と思い込んでいる。
しかしそんな歩を「漫才の相方に」と望む秋元は、歩の目から見て長所ばかりで、だから余計に鬱屈した態度しか取れなくなっている。
この、歩の心情が、とても痛い話。
こういう、傷を持った青少年の心情を書かせたら、あさのあつこは上手い。

一巻ではがんじがらめになって下を向いていた歩が、「仲間」と親しくなるにつれ、だんだん自分を表現できるようになっていく。悪いことは悪いと、いえるようになっていく。
逃げ出さない。
暴力は嫌いだけど、立ち向かうことは出来ないけど、暴力を加えられている人をかばうことは出来る。

そういう、成長の話。

全体に見て大きな事件があるわけではないのだけど、先へ先へと引っ張っていく力は強い。
どれだけ歩の心境に寄り添って読めるかが鍵な話、かな。

(とりあえず76点。 続巻を読んでみないことにはなんとも)


ちなみにテレパシー少女蘭も読んでません。




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