乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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この本だけ感想を書いていませんでした。最初に読んだのはかなり前なのだけど。

子どもたちは夜と遊ぶ(上)子どもたちは夜と遊ぶ(上)
(2005/05/10)
辻村 深月

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優しく触れようとしても壊してしまう、大人になりきれない子どもたちは、暗い恋の闇路へと迷い込んでしまった…。同じ大学に通う仲間、浅葱と狐塚、月子と恭司。彼らを取り巻く一方通行の片想いの歯車は、思わぬ連続殺人事件と絡まり、悲しくも残酷な方向へと狂い始める。掛け違えた恋のボタンと、絶望の淵に蹲る殺人鬼の影には、どんな結末が待っているのか。 (「BOOK」データベースより)

※今回ネタばれ気味!

すごく単純に、私はこの本が苦手なのです。
ネット上でめぐり合えた生き別れになった双子の兄。彼に会うため、「交代で殺人を犯す」というゲームに乗ってしまった弟の浅葱。彼が殺人を忌避し、自家中毒のようになりながら、それでもゲームから降りられなくなる、この追い詰められていく心情が、どうにも重くて痛くて、読んでいて投げ出したくなるのです。描写もかなり厳しいです。特に上巻が。

そして。
「冷たい校舎」や「名前探し」でもおもったけど、辻村氏は「どこか病んでいる女の子と彼女を取り巻くゆがんだ関係」を書くのが抜群に上手い。
この話の鍵は「月子」。
お人形みたいに豪奢で、我が強くて、女友達を作るのが苦手な月子。そんな彼女が、自我を殺して付き合いを続けている女性、紫乃。この紫乃も十分「病んでいる」カテゴリに入る女性な訳で、この2人の付き合いがもう、生理的に気持ち悪い。
これも、この作品が苦手な理由かも。

これはストーリーについての評価ではなくて。
むしろ、それでも最後まで読み進めてしまうのだから、面白い話だと思うのだけど。
伏線の張り方も絶妙だし、「なんか不自然」と思った部分はちゃんと回収されていくし、読後感もむしろなぜか明るい方だと思うのだけど、・・・どうしても、苦手なのです。

連続殺人を軸に、同じ大学に通う青年たちの絆を書いた作品で、青春小説。それぞれお互いに持っているコンプレックスや、羨望や、もっと純粋な愛情のようなものたち。
下巻に入るとこっちの方が大きくなってくるから、読みやすさはアップしますね。

なんとも歯切れの悪い感想で申し訳ない。
ちなみに、この本を読むと無性に「僕のメジャースプーン」が読みたくなります。

(75点)



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