乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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ああー申し訳ない、この方はきっと中編のほうが向いていると思ってました! 自分の見る目のなさに愕然。

スノーフレークスノーフレーク
(2009/02/27)
大崎 梢

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「溶けない雪の欠片を見にいこう」その約束を果たせないまま、死んでしまった幼なじみ・速人。六年後、高校卒業を控えた真乃は、彼とよく似た青年を見かける。ほんとうは生きているのかもしれない。かすかな希望を胸に、速人の死にまつわる事件を調べ始めた真乃だったが―!? 函館の街を舞台に描いた青春ミステリー。(「BOOK」データベースより)

主人公の真乃が、おとなしく目立たない「普通の」女の子なのに、死んでしまった「かもしれない」幼馴染、速人のことになると積極的になるのが好印象。
速人の死因は「車で海に飛び込む一家心中」で、速人だけ遺体が発見されていない。
生きてはいないだろうとしてもうお葬式も終わっているのに、でも「ひょっとしたら・・・」という気持ちが捨てられない、生きていると信じたい・・・。
切ない乙女心です。

さらに、なぜか6年たった今、速人の生存を示すような目撃証言が相次ぎます。付き合いがなくなっていた速人のいとこも、情報を持ってやってきます。何が起こっているのか、本当は生きているのか。大学進学でこの地を去る前に、何か結論を出したい気持ちを抱えて、だんだん加熱していく真乃の行動。
そして、何者かが真乃を追い立てている気配があります。
忘れるな、思い出せ、と。

この犯人の心境も、想像すると悲しい。

そして。
私がこの話で評価するのは、主人公の真乃が自分で真実にたどり着き、そのことによって苦しんでいる人を救うこと。劇的な展開ではない、まっすぐに、正面から向き合う姿勢。変なけれんがない分、静かにしみていくような実感があります。
すこおし、優等生な文章なんですよね。おとなしい、生真面目な。私はこれ、高く評価してます。ただね、恋愛を書くのは下手な作家さんだなあ、と思います。多分、「男女」の生々しさはかけないんじゃないかしら。もっと純粋な気持ちの話は、上手いなあ、と思うんですけど。
これは欠点ではありません! この路線でどんどん書いていただきたい。

文句なし!
(90点)



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