乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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デビュー作だそうですが、さすが「日本ファンタジーノベル大賞」最終候補作。ひしひしと実力を感じますよ。

リフレインリフレイン
(1992/02)
沢村 凛

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アンタミア暦4759年、星間連絡船が無人の惑星に漂着。一人もかけることなく救援を待つことを目標に、全員で協力してのサバイバル生活が始まる。リーダーは弁護士のラビル・アンフォード。しかし、ラビルに反感を持つ何人かの男性が彼に反抗を繰り返し、そのトラブルはやがて大きくなって・・・。救援がきた後、裁かれるべき罪とは何か。

前半はサバイバル生活ですが、人数も多く、沈没した宇宙船からいくつかの物資が得られるため、それほど過酷な生活といった感じはしません。
しかし、まったく知らない星、四季の変化の予想もつかず、冬期間全員が飢えないだけの食料を備蓄しようにも、何日分用意すればいいのか確信が持てない。この状況で、集団生活に非協力的な者を排除してでも生き延びようとするのは間違いか。監禁しようにも、その彼らに与える食料は、誰が収穫するというのか。それだけの余裕はどこにあるのか。

中盤で救援が訪れた後、指導者のラビルはある罪で裁かれることになります。この「罪」の概念がこの話の主題です。執拗に繰り返される、「罪」について。
「死刑」についても考えさせられる、深い話。

そして、ラスト、自分の信念を貫いた男と、彼を待ち受けていた運命。
まさかこうくるとは思いませんでした。

何でこの本が絶版になっているんでしょう。いい話なのに。

(86点)



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2012/07/30(月) 12:00:44 |
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