乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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さて連休も終わりましたね。子供サービスも終わったんで趣味に没頭します(っていうかいつものことか)。

わたしとトムおじさんわたしとトムおじさん
(2009/01/20)
小路 幸也

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両親の別居をきっかけに、NYで暮らしていた小学六年生のニールセン・帆奈は懐かしい建物が集まる観光施設「明治たてもの村」で、祖父母と元ひきこもりの「トムおじさん」と暮らしている。「人と接すること」が苦手なおじさんとの日々を通して見えてくる人のつながりの温かさ。注目の作家が繊細に描く、不器用だけれど懸命に生きる人たちの物語。(amazon・内容紹介より)


うん。
いい話だなあ、とは思うんです。
しかしそれと「物語」として面白いかどうかはまたちょっと違う話で。

人間づきあいが苦手で、それでも友人に支えられて何とかやってきた青年が、高校時代のある出来事がきっかけで引きこもりになってしまう。しかし器用な手先と観察眼を利用して、古いものの修復やレプリカ作りで生活している。その姪の「私」こと帆奈は、帰国子女なこともあってかクラスになじめず、不登校を決意。

これ、すごく魅力的な設定じゃないですか!

しかも二人が生活しているのは、「明治たてもの村」という観光施設。古いものというといろんな人の愛情やしがらみを持っていて、それにまつわる話がいろいろありそうな、そんな雰囲気がしますよね。

基本的に悪い人のでてこない、やさしいお話で、明確に欠点があるわけではないのだけれど・・・。
あえて、物足りないところをあげるとすれば、多分「山場がない」、または「山場に向けて盛り上がるように書かれていない」だと思うんです。
ラストが近くなっても、どきどきしない。

いいキャラクターのお話だと思うので、もしシリーズ化したら、どんどん面白くなっていく芽のようなものはあると思うのですが、これ一冊ではなんとも・・・。何ヶ月かたったら「どんな話だっけ?」とか重いそうな気がします。

(今日はいつになくきつい物言いですが、だってそれだけ期待してたんだもん。 78点)




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テーマ:本読みの記録 - ジャンル:本・雑誌

コメント
この記事へのコメント
こんばんは。

私も少し前に読みました。
設定はわりと好きなのですが、ちょっと掘り下げが足りない感が
あったかな・・・。
基本流されやすいタイプなので、自分の意志で『学校行かない!』って
決めるなんてちょっと理解できなくて・・・。
でもアクの強くない作品なので後味はいいですよね。

小路幸也は、私は東京バンドワゴンシリーズがお気に入り。
疲れてる時でも読む気になるので。
シリーズものって楽だから好きです。
2009/05/08(金) 20:50:56 | URL | お花坊 [ 編集]
>お花坊様
読みやすいし、
文章もいいし、
魅力的な部分はいっぱいあるんですけどね、
この作品に関しては物足りないなーと思いました。

私は断然「そこへ届くのは僕たちの声」が好きですね!
物語として最高です。
2009/05/10(日) 12:27:38 | URL | 千砂 [ 編集]
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2009/05/09(土) 02:27:02 | 粋な提案
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