乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



ランキング参加してます。 にほんブログ村 本ブログへ 人気blogランキングへ
我ながら何でもありだと思うのですがこういうのも結構好き。

青葉の頃は終わった (光文社文庫)青葉の頃は終わった (光文社文庫)
(2005/11/10)
近藤 史恵

商品詳細を見る


河合瞳子が大阪郊外のホテル七階から飛び降りた。周囲を魅了した彼女の突然の死。大学卒業から五年、その報せは仲間に大きな動揺を与えた。そんな折り、友人たちに瞳子からのはがきが。そこには、わたしのことを殺さないで、とあった。彼女を死に赴かせたものは? 答えを自問する残された者たちが辿り着いた先は? ほろ苦い青春の終わりを描く感動のミステリー。(「BOOK」データベースより)

冷たくってかたくなで、観念的なのに精巧。
私がデビュー作を読んで抱いた、近藤史恵のイメージです。
最近の作品はイメージ変わったな、と思っていたのですが、この本は昔のままな感じがします。

いい年をした男女が寄り集まって集団を作っていたら、その中には羨望も嫉妬も憎しみも崇拝も生じていることでしょう。
その、いろんな感情の一端をになっていた女性、瞳子。
彼女の死から物語が始まります。

登場人物たちが、積極的に瞳子の死の原因を探ろうとする話ではありません。
どうしてなんだろう、とは思うものの、日々の自分の生活の方が大切。これは成人として正しい行為です。
そこに、「大人になってしまった私たち」という悲哀があります。
「もう、取り返しのつかない」こと。
全体に、そういう重い感情があふれている話。
タイトルからしてそうですよね。

特に、女性同士の確執の書き方が上手いなあ、と感心して読みました。
しかし、読後感はあまりよろしくないので、お勧めはしにくいかも。

(75点)



ランキング参加してます。 にほんブログ村 本ブログへ 人気blogランキングへ

テーマ:本読みの記録 - ジャンル:本・雑誌

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://sensa.blog121.fc2.com/tb.php/1050-99685d89
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。