乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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猿、ねずみ、カラスときて犬。動物のタイトルが続くのには何か理由があるんでしょうか。

ソロモンの犬ソロモンの犬
(2007/08)
道尾 秀介

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自転車便のアルバイトをしている秋内の目の前で、幼い友人が命を落とした。車道に突然飛び出した愛犬に手を引かれ、トラックに飛び出す形となって。悪い偶然が積み重なったのか、それとも誰かの悪意が存在するのか。秋内は親しい友人たちと真相を探ろうとするが・・・。

よく出来ているなあ、と思います。
まず何より、伏線の張り方が上手い。道路に飛び出す寸前の犬の様子とか、臨場感をあおるだけの文章家と思ったらそれだけではなくて。
主人公が女性だったら「かまとと」といわれるであろう(死語か?)純情ぶりも、悪くない。年齢の割に幼い感じもしましたが。
5章から後の、真相が続けざまに明らかになっていくのも、上手い、と思った。

そしてこの作品の探偵役を務める動物馬鹿の助教授。彼の性格のつけ方も面白い。得意分野以外ではまったくやくにたたない、こういう人物を配置するあたり、いいなあ、と思います。

でもね、「上手い」どまりです。どうにもこう、物足りなさが残る感じなんですよね。こういう作家さんなんだ、と割り切って読むべきなのかもしれません。さくさく読めるし、どんでんも上手いし、魅力的な部分も多いんですが。

(75点)



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2009/07/09(木) 18:05:12 | 粋な提案
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