乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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漫画作品、「ぼくらの」のノベライズ作品です。こういうのを一気読みしているから、毎日更新出来ないんだな、きっと。

ぼくらの~alternative (1) (ガガガ文庫)
(2007/05/24)
大樹 連司; 鬼頭 莫宏

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「ねえ、あなたたち、地球を救ってみない?」――少女のそんな問いかけに答え、「ゲーム」の参加者として登録した、中学生14人。しかしそのゲームとは、地球の存続をかけたものだった…。


基本的には、マンガと同じ設定です。
彼らの住む「地球」に、巨大な「敵」がやってくる。巨大な「ヌイグルミ(と作中では書かれているが、全長500メートルを超える巨大なロボットのようなもの)」を操って、その「敵」を倒さなければ、地球が滅んでしまう。操ることができるのは、登録された14人の「パイロット」のみ。
「パイロット」として登録した人物は、それを取り消すことが出来ない。
そして、「ヌイグルミ」はパイロットの生命力を動力として動く。
パイロットは、戦いに勝ったら、死ななくてはならない。
(そして負けたなら地球ごと消滅する)

この、重い設定。
負けたら、死ぬ。勝っても、自分は死ぬ。しかし逃げることは出来ない。
そんな運命を背負った彼らは、いったい何のために戦うのか――。

しかしマンガでは個人の「何故」が主軸におかれていたのに対し、ノベライズのほうは彼らを取り巻く環境、政治や国家のありようにまで話が及びます。戦いによって、関係ない人々が戦渦に巻き込まれ、その人たちの恨みは「パイロット」たちに向く。かれらは、そんな中で何を考えるのか。

「パイロット」の半数ほどは小説独自のキャラクターです。戦う順番も異なります。
小説という特性をよく生かしたストーリーになってます。コミックとは別物です。
「たくさんのいのち」をかけて戦うというテーマなら、むしろこっちのほうが重いかもしれない。

私が今まで読んできたノベライズ版は、「なーんかちょっと違うんだよな」と思わせるものが多かったのですが、この本は「違う」ことをよく理解して書かれています。

性的描写があるので、小学生に薦めるにはちょっと難しいかもしれません。
それも込みで、少年期の気持ちの揺れをよく書いている作品なんですけどね。

(85点)

「ぼくらの」 鬼頭 莫宏 以前書いたコミックの感想はこちら。現在、10巻まで出ています。11巻完結らしいです。



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