乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



ランキング参加してます。 にほんブログ村 本ブログへ 人気blogランキングへ
佐藤多佳子氏、初のノンフィクションもの。

夏から夏へ夏から夏へ
(2008/07)
佐藤 多佳子

商品詳細を見る


2007年8月。世界陸上大阪大会。400メートルリレーでアジア新記録を出しながら、メダルに手が届かなかった男たちがいた。彼らのその時の状況と、その後の競技生活を丹念に取材して描いたノンフィクション。

わたくしごとですが。
ちょうど、一年前、「一瞬の風になれ」を読んだ直後に北京オリンピックがあって、日本男子400メートルリレーがメダルを取りまして、「ああ、いいタイミングであの本を読んだなあ」と思っていました。
で、今回、「一瞬~」が文庫化されたと前後して、この本が図書館に並んでいました。
「借りてくれ」ということなのかなあ、と思って読みました。

この本で面白いなあ、と思ったのが、「大きな大会とその後」という構成だということ。
これが普通の小説なら、「大会に向かっての積み重ねと、その結果」という構成になると思うのです。

しかし。

私、この本を読んで泣きました。

全然、泣ける話じゃないです。泣かせるための話じゃないんです。
私の心を打ったのは、「競技者が、ただ競技者足らんと、思い定める姿勢」。

丁寧に取材して書かれた作品です。
「小説家」が取材したので、「そのときどう思ったか」「これからをどう考えているか」といった、人間性の部分に主軸をおいているのが面白い。
ルポライターとは違う作品に仕上がっていると思います。

ちょうどこの本を読んでいるころ、世界陸上ベルリン大会がありました。こういう縁のある作品なのだと思います。

(87点)



ランキング参加してます。 にほんブログ村 本ブログへ 人気blogランキングへ

テーマ:本読みの記録 - ジャンル:本・雑誌

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://sensa.blog121.fc2.com/tb.php/1112-9e38c526
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。