乱読にもほどがあるッ!
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児童書の紹介ではかなわないなあ、といつも感心しながら読ませていただいている「心に残る本」で牛くんの母さまが先日かかれてまして、以来探してました! ようやく見つかりました~~

チームふたり (学研の新・創作)チームふたり (学研の新・創作)
(2007/10)
吉野 万理子

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東小卓球部のキャプテン大地は、小学校最後の試合で最強のダブルスを組みたかったのに、5年生の純と組むことになり、がっかり。納得のいかない大地だったが、それどころではない「事件」が、学校でも家でも起こってしまう。それらを乗り越えて、大地が見つけた「チームふたり」のカタチとは?  (「BOOK」データベースより)

卓球のダブルスという、ちょっとマイナースポーツがテーマです。そういえば、卓球の試合ってまともに見たことないなあ、と思いながら読み始めました。
なんといってもこのスポーツの特徴は、交代で打たなくてはならないということ。片方が強くてもう片方がそれほどでもない場合でも、片方がひろめに守備をして・・・というのはルール上無理なのね、なるほど。
となると、弱い相手とは組みたくないという心情もわかります。
でも顧問の先生はクラブ全体のことを考えてチーム分けをしまして、この理屈、すごくよくわかるけど納得いかない気持ちもわかる。

その上大地の家では父親の仕事のことでひと騒動起こるし、女子部のほうもなんだかもめているし、問題は山積みです。

特にね、この女子部のもめ方の書き方に感心しました。
お互い種痘するところが違って・・・。第三者である大地にはそれなりにちゃんと筋道立てて説明できるのに、相手には意地があって言えなかったりして・・・。結果、悪い方にこじれてしまって・・・。
お互いの言い分、ちゃんと納得できるところがいい。
特に、「クラブの時間だけやってればいい、試合に勝とうとか特訓しようとかは考えられない」と主張するルリがいい。最初は怠け心かな? と思わせておいて、「家の手伝いが忙しくて毎日疲れているのだ、部活の時間以上を割いて卓球に打ち込む余裕がない」という風に打ち明けさせる。でも、こう話して同情されるのはいやだ、と。
小学生でも女だなあ、確かに女同士ってこういうもめ方するよなあ、と思いました。

そんないざこざを乗り越えて、少し大人になった大地。
スポ根ものとはちょっと違う作品でした。

(85点)

スポーツをやっている子供は読むといいと思います。「チーム」について考えさせられるよ。



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コメント
この記事へのコメント
ご紹介ありがとうございました。
スポ根ものじゃないスポーツの本、児童書にしては深い内容の本でした。

私はスポーツが苦手だったんで、中学校の頃のクラス対抗のスポーツ大会でクラスメートといろいろあって悩んだなあ・・・とか思い出しながら読んでました(笑)
2009/09/20(日) 00:16:30 | URL | 牛くんの母 [ 編集]
内容、深かったですよね。
スポーツに打ち込める子供ばかりじゃない、っていうところが特に。

うちの子供の入っている少年団でも、
親がしっかりしてやらないと
子供の人間関係にも影響してきたり・・・。
いろいろ考えますよね。

「少年少女飛行倶楽部」(加納 朋子)を読んだときも、
同じくいろいろ考えたなあ、と思いながら読みました。
2009/09/24(木) 13:57:02 | URL | 千砂 [ 編集]
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2009/09/20(日) 00:04:45 | 心に残る本
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