乱読にもほどがあるッ!
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シリーズ3冊目。短編集。

木練柿(こねりがき)木練柿(こねりがき)
(2009/10/17)
あさの あつこ

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あの男には力がある。人を惹き付け、呼び寄せ、使いこなす、それができる男だ。娘は、男から刀を受け取り、抱き込みながら何を思い定めたのだろう。もう後戻りはできない。刀を捨てた商人遠野屋清之介。執拗に事件を追う同心木暮信次郎と岡っ引伊佐治。 シリーズ三作目。(「BOOK」データベースより 抜粋)

短編集になったからか、書き慣れてきたからか、今までの二冊とはちょっと印象が変わりました。

市井の人たちが巻き込まれる、ちいさな悲劇の話たち。
悲劇を回避しようと努力する伊佐治と、なぞが簡単すぎてつまらないといいながら解いてみせる信次郎、その事件からは少し離れた位置で見ている遠野屋。
この遠野屋のキャラクターが生きていて、刀を収めて商人として生きていくために捨てたものについての話が書かれています。
ちょっとしかでてこないけど、遠野屋の恋女房のおりんも印象的。

特によかったのが表題作、「木練柿」。
遠野屋が大事にする娘がかどわかされて、うろたえる遠野屋と、そのうろたえようを見てきついことを口にする信次郎。二人の対比がいい。
事件はそれほど入り組んだものではないけれど、それは欠点ではない。

遠野屋のこれからを考えながら読まされました。

きっと続編が出ると思うのだけど、この主人公たちがもっと入り組んだ事件に巻き込まれる話が読みたいです。
出来れば長編で。

(80点)



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