乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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ワタクシ、東京創元社をこよなく愛しております。ええ。おかげでこの本はもう、何度も何度も巻末で見ていて、いつか読まねば! と思っていた本なんですね。

TOKYO BLACKOUTTOKYO BLACKOUT
(2008/10)
福田 和代

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8月24日午後4時、東都電力熊谷支社の鉄塔保守要員一名殺害。午後7時、信濃幹線の鉄塔爆破。午後9時、東北連系線の鉄塔にヘリが衝突、倒壊。さらに鹿島火力発電所・新佐原間の鉄塔倒壊―しかしこれは、真夏の東京が遭遇した悪夢の、まだ序章に過ぎなかった。最後の希望が砕かれたとき、未曾有の大停電が首都を襲う!目的達成のため暗躍する犯人たち、そして深刻なトラブルに必死に立ち向かう市井の人々の姿を鮮やかに描破した渾身の雄編。(「BOOK」データベースより)

テロ組織が停電にした東京の街、という設定ですね。
テロ組織を追う警察の人、停電に立ち向かう電力会社の人、そして犯罪者。普通の市井の人たちではなく、停電に立ち向かうべき立場の人の戦いを描いた物語です。

結構長い小説ですが、読み終えてみると経過したのは一日ほど。刻々と状況が変化していく、臨場感のある展開になってます。
ちいさなエピソードの積み重ねが生きて、大きなうねりになっていく話。
たとえばスーパーでは生鮮食料品や冷凍食品が投げ売られているとか、炊飯器が使えないからお米が炊けないとか、どれだけ日常生活を電気に依存しているのか、と考えさせられるエピソードもあり。

主犯の男の動機には感情移入しなくもないのだけど(お母さんのいきさつとか)、起こしてしまった事件は重大すぎます。自分が原因で何の罪もない人が死んでいく(かもしれない)ということは考えられているんでしょうかね。
ラストの都庁の場面は映画的で目に浮かぶようですが、あれが最終目的なら、いろいろ納得いかない感じです。

電力会社の人たちはかっこよかったし、行動に筋が通っていて好印象なんですが。

(88点。迫力ある小説だよ)

足りないのはカタルシスかな。ラストの山が思ったより小さかったというか。そこまでの積み重ねがよかっただけに残念です。



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2011/09/21(水) 00:19:34 | | [ 編集]
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