乱読にもほどがあるッ!
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二冊目ほどはあいだを開けずに読めました。

アルカディアの魔女―北斗学園七不思議〈3〉 (ミステリーYA!)アルカディアの魔女―北斗学園七不思議〈3〉 (ミステリーYA!)
(2009/09)
篠田 真由美

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鬱蒼とした森に囲まれた全寮制の北斗学園。広大な敷地内の一画「旧ブロック」には戦前からの建物が点在し、その全貌を知る者は誰もいない。新学期をひかえた三月。来月からは中等部三年生になるアキ、ハル、タモツは、寮の引っ越しや新聞部の特別企画の準備に奔走していた。そんな中、森に妖精が棲んでいるという奇妙な噂が流れる。夢のように美味しい食べ物、熱くない焚き火の炎、ニンフたちと美しい女王。妖精の宴に遭遇したという生徒たちは、口をそろえて同じ情景を語る。謎めいた暗号文もその噂を裏づけているように思える。一方アキは、いくつもの偶然に導かれ、草花が鮮やかに咲き乱れる温室らしき場所にたどりつく…。(「BOOK」データベースより)

前作で抱いた感想は変わってないのですが、今回の話の方がしっくりきた感じがします。
(やっぱりもう少し書き込んでもいいな、とは思うのですが)
何でだろうと考えたら、多分「謎」ではなく、「友人関係」が先にクローズアップしたから、かな。寮内で原因不明の(本当はわかっているけれど、認めたくない理由の)いじめを受ける3人、なのによくわからないまま仲たがいした状態になり…って言う展開が自然。そして「七不思議」が絡んできているのだけど、今回アキを動かしたものは知的好奇心やよくわからない陰謀への対抗意識ではなく、共感を覚えてしまった女の子への義侠心。その女の子・実津枝も陰謀の被害者ではあるのだけど…陰謀がなくても、アキは助けに行ったと思います。まっすぐな正義感を持っている男の子。

ひょっとすると単純に、「忠誠心」より「嫉妬」や「絶望」のほうが共感しやすかっただけかもしれません。

そして篠田氏。
裏でいろいろ設定するのが好きな作家さんだとは思いますが(建築探偵もそうだった。多分何か含みがあるんだろうなあという場面が序盤からばんばん出てきていた)、やりすぎると読者置いてきぼりになるかもな、と思いながら読みました。
温室を発見したときとか、どれだけよく出来た偶然だ?と思ったし、実はそれは運命で、といろいろ展開していくようですが、どうしても「偶然」じゃ片付かないことも結構混じってますよ?
ページ数に制限があるのか、あまり込み入ったストーリーにするわけにいかないのか、ご都合主義一歩手前な部分もちらほらあったりして、なんとも評価しにくいシリーズなのでした。

(78点。ちょっとだけ点数アップ)



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