乱読にもほどがあるッ!
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あーなんでこういう本を読もうと思ったかなあ。

パイロットフィッシュ (角川文庫)パイロットフィッシュ (角川文庫)
(2004/03/25)
大崎 善生

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人は、一度巡りあった人と二度と別れることはできない―。午前二時、アダルト雑誌の編集部に勤める山崎のもとにかかってきた一本の電話。受話器の向こうから聞こえてきたのは、十九年ぶりに聞く由希子の声だった…。記憶の湖の底から浮かび上がる彼女との日々、世話になったバーのマスターやかつての上司だった編集長の沢井、同僚らの印象的な姿、言葉。現在と過去を交錯させながら、出会いと別れのせつなさと、人間が生み出す感情の永遠を、透明感あふれる文体で繊細に綴った、至高のロングセラー青春小説。吉川英治文学新人賞受賞作。(「BOOK」データベースより)


私はもっぱらエンタメ系の読書好きで、読み終わって「あー面白かった」と思って終わるのが一番です。文学系は苦手です。
だけど時々、こういう本を手に取っちゃうんだよね。

内容的にはやんわりと人付き合いが苦手なまま生きてきた40男が、20年前の恋人からの電話がきっかけで自分のこの10年を振り返る話、といいますか・・・。恋人にきっかけを作ってもらって就職しちゃうあたりちょっと頼りないなあ、という感じですが(しかも就職先がちょっとあれだし)、やわらかく流れていく空気は心地いい。

夜中の、しんとした空気の中、ぼおっと光る水槽。
このイメージがこの作品を支えています。静かな透明感。素敵です。

大きな盛り上がりはないのですが、心に響く話だと思います。
恋人と別れるにいたった経緯と現在の状況の重なり具合が辛い。

主人公にとってのパイロットフィッシュはいったい誰だったんでしょうね?

(80点。静かな作風ですが、結構好き)

あーそうだそうだ、
羽海野チカの「三月のライオン」→「将棋」→「聖の青春」あたりを連想して読もうと思ったんだな、きっと。



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コメント
この記事へのコメント
「パイロットフィッシュ」の読後感を検索中、行き当たりました。
私もこういう作風が好きで、以前「アジアンタムブルー」に感動し、最近「パイロット・・・」を読み終えたところです。
ただ、二度出てくる「クルクル回る犬」の件は、何度も読み返し、自分なりの解釈はしたのですが、何かスッキリしないんですよね~(笑)
これからも、本選びの参考にさせていただきます。
2010/06/27(日) 23:17:22 | URL | ツキスミ [ 編集]
ツキスミさま
お返事遅くなりましたm(_ _)m

大崎氏の本はあんまり読んでなくて。
アジアンタムブルーも未読です、今日探してきます。

こういう作風の本は、いろんな例えが理解できなくてもいいや、と思って読んでます。
投影している出来事が、他の作品に生きているのかもしれない、まだ書かれていない何かの物語につながるのかもしれない、って。

ミステリとかだと解き忘れの謎は気にかかるんですけどね。不思議なものですねー。
2010/07/08(木) 09:16:46 | URL | 千砂 [ 編集]
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