乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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鮎川哲也賞受賞作。タイトルの響きにひかれてずっと探していた作品。

午前零時のサンドリヨン午前零時のサンドリヨン
(2009/10/10)
相沢 沙呼

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ポチこと須川くんが、高校入学後に一目惚れしたクラスメイト。不思議な雰囲気を持つ女の子・酉乃初は、実は凄腕のマジシャンだった。放課後にレストラン・バー『サンドリヨン』でマジックを披露する彼女は、須川くんたちが学校で巻き込まれた不思議な事件を、抜群のマジックテクニックを駆使して鮮やかに解決する。それなのに、なぜか人間関係には臆病で、心を閉ざしがちな初。はたして、須川くんの恋の行方は―。(「BOOK」データベースより)

しかし、選評を読んだあとに感想を書くのは難しいなあ。

人付き合いが苦手なマジシャンの女の子と、ちょっとな避けない感じの男の子が出会って、だんだん親しくなっていく様子を描いた作品。初々しくて、繊細で、予想よりずっとよかった。

特にこの主人公の須川君の性格設定がいい。柔らかい口調もいい。決して甘い話ではないのだけど、悪意より善意の方が印象的に書かれていて、読後感もいい。
すごく目新しい作品というわけではないけれど、吸引力のある強い作品だと思います。
解説を書きすぎないマジックの出し方もお見事。

いじめの問題はちょっと安易に流れたかな、という印象もあります。この文章の感じではああいう書き方しか出来なかったかもしれないけど。

出来上がりすぎているだけに、この路線以外の作品が書けるかどうかが心配ですが、次回作を楽しみに待つ価値はありそう。

(88点)



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相沢沙呼「午前零時のサンドリヨン」を読みました。 主人公の僕(須川くん)が一目ぼれした同級生の酉乃初は、放課後レストラン・バーでマ...
2010/06/07(月) 19:58:11 | 心に残る本
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