![]() | 吉野北高校図書委員会 (MF文庫ダ・ヴィンチ) (2008/08/21) 山本 渚 商品詳細を見る |
男友達の大地と大好きな後輩がつきあいだした。彼女なんてつくらないって言ってたのに―。二人に接するうち、大地への微妙な想いに気づいてしまったかずら。一方藤枝は、気持ちにふたをするかずらへの、一途な想いともどかしさを抑えきれず…。(「BOOK」データベースより)
高校の図書委員会を舞台に繰り広げられる甘酸っぱい恋愛模様。
本好きなら読まねば! なストーリーです。
なんといっても主人公たちがたくさんのたくさんの本を読むのですよ! それでいて「本を読むのは少数派」と割り切っている部分もあり、でもちょっと寂しいなーと感じている部分もあり。
そう!そうなのよ! と共感できる私もやっぱり本好きなわけですが。
そして繊細な恋愛小説です。
告白された相手が、断らなきゃならないことに心を痛めるくらいなら、告白なんてしない。
そういう、相手を思いやる気持ちが一番前に出てくるお話です。
純粋で、優しくて、元気だけどちょっと切なくて。
一気に読める物語です。(活字も大きいし、一冊の本としてみるなら少し内容が少なめかも)
登場人物が話す方言も、柔らかな雰囲気作りに一役かってます。
おすすめ。大好き。
(82点)
続巻も出てる! しかも3巻まで! 探しに行かなくちゃ~~
ランキング参加してます。


私は3巻まで読んだのですが、どれも面白くて、切なくて、高校の頃の甘酸っぱい気持ちがよみがえってきます。ぜひ続編も読んでみてください( ̄▽ ̄)
続巻も面白いんですね、探してきます。
コメントありがとうございました。
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