乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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先日映画ブレイブストーリーを見に行きました。感想は・・・ぎりぎり「可」。主人公のワタルが、自分の運命を変えるため、異世界を旅して運命の女神に会いに行く、省略しちゃえばそういう話。全体の時間が決まっていて、この部分は外せない、だから原作のこことここはカットする、そんなつくりの映画でした。そのせいで、ワタルの苦労と悩みがえらくうすっぺらいというか、浅いというか、はっきりいうと少年の成長物語になってない。最初から最後まで「いい子」のワタル。

そのせいで最後の決断が感動できなかった。いい場面なのに・・・。

で、その反対の作品。


ICO  -霧の城-ICO -霧の城-
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2004-06-16

イコは、生まれつき頭に角が生えていた。それは、「イケニエ」のしるし。成長したイコは、霧の城にイケニエとして連れられていくが・・・。

ゲームマニアとしても有名な宮部氏の一押しゲームのノベライズ。霧の城にイケニエとしてつれてこられた少年イコが、城の中で出会った少女と一緒に、霧の城から脱出する話。ゲームもやりました。二人で一緒に、がポイント。手をつないで、迷路になった城の中を、敵を倒しつつ、助け合って進む。出口を探して。この、「手をつなぐ」が、いいんだな。全力で走ると引っ張られた腕が痛そうな感じがしてスピードを落としてみたり。

ところが、これ、アクションゲームなんで、ストーリーはそれほどの分量がない。でも、小説は分厚い。ハードカバーで530ページ強。どうやったんだろう、と不思議だった。

ゲーム中の話より、そのほかの部分が多くなってました。

イケニエにされるイコが、「どうして自分がイケニエにならなきゃいけないのか」悟って、決心して、静かにつれられていく場面。イコを育てた人達がどんな思いでイコを送り出したか。少女ヨルダが城に閉じ込められるまでの話。霧の城のいわれ。敵になる黒い影たちの思い。

ゲームをしているだけじゃわからない場面をしっかり書き込んだ分、世界が広がって、その分「最後の決断」が胸にしみる。そんな話になってました。

やっぱり宮部氏の書く少年はいい。



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