TOP畠中恵 「しゃばけ」「ぬしさまへ」「おまけのこ」 畠中恵


「しゃばけ」「ぬしさまへ」「おまけのこ」 畠中恵
文庫で読みました。結構人気のあるシリーズだって、あとから知りました。


しゃばけ (新潮文庫)しゃばけ (新潮文庫)
価格:¥ 540(税込)
発売日:2004-03

妖の血を引く日本橋大店の若旦那が、妖たちと協力して、色々な事件を解き明かすシリーズ。第3弾「ねこのばば」は未読。

・・・概要をこう書くと、作品のイメージと大きくずれるような・・・。

まず、この若旦那、明晰ではあるものの、病弱で、世間知らずで、周り中から饅頭に糖蜜をかけたくらい甘やかされてる。そんな自分を不甲斐なく思う気持ちはあるものの、かといって無茶をして周りに心配をかけるのはよくないと自覚もある。

で、周りにいる妖たちが、そろいもそろって世間知らず。・・・ちょっと違うかな、まず若旦那大事で、それを基準に物事を判断するんで、世間の常識からはだいぶ外れてても平気。まあ、妖だしね。妖としての能力も限られていて、決して万能なわけではない.

確かにシリーズを通して読むと、人死にも出てくるし、重い事件も結構あるんだけど、読後感はほんわかしてる。江戸時代の常識を知っていた方が面白いかな、とも思うんだけど、(家のほとんどが木と紙で出来ていて火事にはめっぽう弱く、燃え広がるのを防ぐ為に火の通り道の建物を壊すのが一般的な消火法、とか、使用人が主人の言いつけに逆らうのはご法度で、主人を傷つけただけでも場合によっては死罪になる、とか)読んでれば判るようになってるし。

ちょっと気軽な本が読みたいな、って気分のときにおすすめ。

カテゴリ:畠中恵
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