乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



ランキング参加してます。 にほんブログ村 本ブログへ 人気blogランキングへ

ごめんなさい、正直な話、私にとっての有川浩って、「悪くはない」レベルの作家さんだったんです。

・・・この話を読むまでは。

海の底 海の底
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2005-06

米軍・横須賀基地。春の桜祭りで基地が開放されていたその日、海から巨大甲殻類が大量上陸し、にぎわっていた人々を捕食。海上自衛隊員の冬原と夏木は、逃げ惑っていた子供たちを保護し、湾内の潜水艦内に立てこもることになる。一方、これ以上被害を出さないため対応に当たることになった警察は、絶対的な火器不足と、政府の対応の遅れに足を引っ張られつつ応戦するが・・・。

あのね、冒頭、すっごく気持ち悪いです。生理的嫌悪感。同じ形のもので形成された群れって、気持ち悪くないですか? ありの巣とか。で、しかもそれが巨大(1メートル超)で、人間を襲って食べるんですよ・・・。うわあ、また想像したら鳥肌たった。

そして。そこが気持ち悪ければ悪いほど、その群れの中でたてこもらざるを得なくなった少年達と、その監督をする自衛官の、閉塞感が痛い。苦しい。しかも、子供の人数は15人。一枚岩にはなりえない人数。日数を重ねるごとに、苛立ちと対立が生まれるのは言わずもがな。

で、対策本部が警察によって設置されるんですが・・・。こっちも、苦しい話。もうね、最初から、「警察の装備では無理」だと思ってるの、現場の人、みんな。人間相手とは訳が違うから。でも、自衛隊出動には色々と制限があって、政府の人は日和っちゃってるの。「警察で何とか・・・」って。無理だから! で、その辺を全部飲み込んだ上で、「全力を尽くす」機動隊の人。かあっこいい~! 男たちのドラマです。

で、ラストは大団円です。ご都合主義に走らず、きっちり納得いく終わり方です。

(92点。私は恋愛要素はあったほうがいいと思いました)




ランキング参加してます。 にほんブログ村 本ブログへ 人気blogランキングへ
コメント
この記事へのコメント
いまさらですが、TBさせていただきました!
冒頭たしかに気持ち悪いですよね…グロテスクな描写にめげそうになりましたが、ここさえ乗り切れば素敵な世界が待っていると思って耐えました(笑)
2009/01/11(日) 09:12:21 | URL | croco [ 編集]
気持ち悪いですよねー。

ラブコメ要素ばかり取り上げられている感のある有川氏ですが、こういうストーリー上どうしても必要な残酷描写も手を抜かないからこそ、面白いんだと思います。
2009/01/13(火) 11:07:10 | URL | 千砂 [ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://sensa.blog121.fc2.com/tb.php/377-9f4428c4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
お正月休みの最終日、現実逃避したくて読む本を探していたら、これがあったのを思い出して一気にテンションあがりました。 海の底(2005/06)有...
2009/01/11(日) 09:04:32 | crococorc
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。