乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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この本、結構話題になってましたよね? わたし、全然内容知らなくて、「りはめ」ってなんだろう、とずっと思ってました。

りはめより100倍恐ろしい りはめより100倍恐ろしい
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2006-02-22

高校一年の羽柴典孝は、中学時代「いじられキャラ」だった。高校ではそうならないよう、計算に計算を重ねて人間関係を築こうとするのだが、やはり「いじりたがり」の、ちょっと他より強いキャラのヤツがいて・・・。

「いじり」と「いじめ」。バラエティ番組では当たり前の「いじられキャラ」、芸人にとっては「おいしい位置」。でも、学校生活でそんな立場になったら、別にやりたくもない芸をやらされ、理不尽な要求にもこたえ、しかし、キャラとして「笑顔」が標準装備なので、仲がいいだけとみられて苦しさが解ってもらえない・・・。

あー、確かに今のバラエティ番組、いじめと紙一重の結構あるなあ、と思いながら読んだ。そして、子供たちはテレビそのまま現実に持ち込むし。「欧米か!」が流行ったら、みんなばかすか叩くもんね。あれはコンビとしての加減とかあるだろうけど、現実ではそんなことお構いなし。別に突っ込みネタ振ってなくても叩くし。これがそのまま高校生になって、狡猾になって、で、毎日ターゲット定めて続くわけか・・・うわあ、嫌な感じ。

ところが、わたし、主人公の羽柴、「嫌なやつだなあ」と思った。「いじられキャラになるわけにいかない!」と決意したのはいいけど、「誰を犠牲にしても!」と続くのは、ちょっと。でもなあ、一人ターゲットが決まったら後の人間は安泰、ってのはあるよね。

で、中盤で「いじられキャラ」が羽柴以外の人間に決まるんだけど、そうなってみると、羽柴は「悪い事したなあ」と思うようになる。この辺がリアル。ちょっと上にいるからこその同情心。

※ここからネタバレ!

で、途中で「いじり」という建前での「いじめ」に発展したのを見た羽柴は、いじりキャラ(またの名をいじめっ子)に対して、その他大勢の力を集めて下克上をはかる。すごく王道、だけど読んで楽しい、こうでなくっちゃ、という展開。

んが、ハッピーエンドではないのです。ないのです、が、その辺が逆にリアル。

これは、大人が頭で考えても書けない小説。作者は実際に高校生だそうです。文章はむしろ稚拙ですが、それが生っぽくてこの話にはあってるかと。

(78点。今の子供って、男も女も大変だなあ)




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