乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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変なキャラクターと変な設定、それでいて底抜けに面白い、これが伊坂幸太郎氏のイメージ。この本もそのとおり。

死神の精度 死神の精度
価格:¥ 1,500(税込)
発売日:2005-06-28

主人公の千葉は、死神。7日間「死亡者候補」の生活を観察して、「可」の判定をしたらその人物は8日目に事故死する。病死や自殺は管轄外。観察のため地上に降りてきた千葉は、その時々で色々な人物に接触する。全6話、連作短編集。

何が変なキャラクターかっていうと、「シリーズを通して成長しない」。死神だから、人間の感覚とは違う。徹頭徹尾、違う。たとえば、「恋」という感情を知らない。そういう感情が人間に存在することは知っているが、自分にはない。

そして、「人が死ぬ」というのは、単なる仕事。「この人が死んだらかわいそう」とかはそもそも発想にない。「可」か「見送り」かの判定に来ているだけだから、候補者以外の人物を死なせたりとかもしない。

そんな死神が執着するのは「ミュージック」。CDショップの視聴コーナーには可能な限り入り浸る。

・・・変でしょ?

その変さ加減を利用して、「これならこうくるかなー」という予想の裏を書く展開がいい。うっかり感情移入すると、「それでも判定は『可』なんだ・・・」ってがっくりする、そのバランスがいい。

それでいてラストのラストではちょっとほろっとさせられるんです、悔しいことに。

(80点。読んでみて!)




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