乱読にもほどがあるッ!
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オーデュボンの祈り (新潮文庫) オーデュボンの祈り (新潮文庫)
価格:¥ 660(税込)
発売日:2003-11

強盗に失敗し、警察から逃げていた伊藤は、目が覚めると「荻島」という島にいた。住んでいるのは日本人だが、江戸時代末期から鎖国していて、島民は外に出たことがないという。日本によく似ているが、微妙に違う文化。そしてそこには、「話をする、未来が見える案山子」がいた。が、数日後、案山子はばらばらになって横たわっていた。未来が見えるなら、何故、自分の死を回避できなかったのか?

すごく、ミステリらしいミステリだなあ、というのが最初の感想。普通の小説として読んだら、「何で案山子がしゃべるんだ?」とか、「この衛星がたくさん飛んでる時代に鎖国なんてありえない」とかいう所が引っかかるんだろうけど、そこは丸呑みして先に進む。いや、もっととんでもな設定のミステリはいっぱいあるもんねえ? 「生ける・・・」とか、「B.G・・」とか、「念力・・・」とか。

実はむしろ、「外からやってきたものがこの島に足りない『あるもの』を置いていく」という伝説の方が気になって読んだ。「足りないもの」ってなんだろう?

結構たくさんの島民が出てきたのだけど、混乱しなかった。安定した筆力、すごい。それなのにミステリとしても優秀。謎解きの部分も納得したし。なのに、さらにプラスされるラスト。情景としても美しいし、登場人物はおそらく気付いてないだろう思いが切ない。

これがデビュー作ですか・・・。「アヒルと鴨~」は、それほど響く感じじゃなかったんだけど。「死神の精度」はよかった。伊坂幸太郎のイメージが一定しないので、もう少し追っかけてみようと思う。

(75点)




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コメント
この記事へのコメント
はじめまして
これがデビュー作っていうのがすごいですよね
伝説はわかりそうでわからなかったんで、もやもやしながら読んでました(笑)
2007/09/19(水) 21:42:34 | URL | こあら [ 編集]
>こあらさま
ようこそ! コメントありがとうございます♪
そう、伝説が気になって気になって。
メインの謎意外にも引っ張りどころがあるってすごいですよね?
2007/09/20(木) 10:44:33 | URL | 千砂 [ 編集]
オーデュボンの祈り  伊坂幸太郎
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コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気がほとばしる!第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伝説のデビュー作、待望...
2007/09/19(水) 21:33:12 | URL | 読書友達 [ 編集]
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