乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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光原百合氏っていったら、「ちょっと優等生な主人公の出てくるミステリ系の作家」っていうイメージがあった。ところがこの本、ケルト民話を基にしてるらしい。どんな感じ? とためしに読んでみた。

銀の犬銀の犬
(2006/06)
光原 百合

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無口な楽人(バルド)のオシアンは、祓いの楽人に選ばれたもの。世の中の、あるべき様から外れてしまったものに調べを聞かせ、理を思い出させることであるべき様に戻す。ひとところにとどまらず、旅を続けるオシアンと、その相方をつとめるブランが、あちこちでであった悲しい話。連作短編集。


平たく言うと、「音楽を聞かせることで地上にとどまっている霊魂をあの世に送る話」です。こういっちゃうと情緒ないけど。
ケルト民話も興味ないし、なんかいろんな用語が出てくる小難しい話だったら嫌だな、と思ったんだけど、杞憂でした。面白かった!
ミステリ的な要素も少しだけ入ってて、「この人がこれほど心残りなのはなんだろう?」って考えながら読むのもありです。

しかし、一番謎なのはオシアン。「祓いの楽人」で、言葉を失ってて、どうやらものすごく長生きしていて、誰も過去を知らない。ついでに美形らしい。
ストーリーの間にちらりちらりと過去が垣間見えますが、何せ言葉を失っている上に彼の視線から語られることがないので全然解らない。
(ひょっとしたらケルト民話に詳しい方にはわかって当然の話なのかもしれませんが)
続巻も予定されているので、徐々に明らかになっていくんでしょう。
こういう話、好き。

(78点。ただし、やっぱりほんのちょっと「いい子な感じ」はあるかな)




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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

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