乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



ランキング参加してます。 にほんブログ村 本ブログへ 人気blogランキングへ
どうにも気になってたまらない。好きな作家さん?と聞かれたら、「多分違う」って答えると思うんだけど、見かけたら読まずにいられない。何故だ。

ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)
(2005/10/07)
桜庭 一樹

商品詳細を見る


1627年、ドイツ。大柄な祖母とふたりで暮らす10歳の少女マリーは、村人たちによそ者扱いされつつも、平穏な日々を送っていた。しかし、その村に「魔女狩り」の嵐が吹き荒れ、マリーの祖母も巻き込まれることになる。一人になったマリーのもとに、黄色い肌の少女が現れて・・・。

この話はSFです。

マリーを主人公にすえた話のあと、2022年のシンガポールが舞台になるのだけど、そこで「マリーの話」が入れ子のように挿入され、その上もう一つ高次の存在らしきものもほのめかされて、はたして「何が現実なのか」「どれがバーチャルなのか」「このセーラー服の少女はどういう存在か」と問題を山積みにしながら話が進んでいく。
で、最後になってすっきりそれが全部明かされるか、というとそうでもない。SFだから(笑)、「この世界にはこういう人たちがいるんです」といわれたら丸呑みするしかない。
でも、どうやらこの話のポイントはそういうところではなく、「大人になる寸前の、未成熟な、でも世界の仕組みが見えかけてきている子供たち」を描こうとしているんじゃないかな。
最終章は「2007年日本」。ここの語り手の少女が、微妙に歪んでて、でも本当にいそうで、この表現はやはり桜庭一樹。携帯電話の扱いも、感服。

決して好きなタイプの話とは一致しない、でも折につけ読み返しちゃいそうな、奇妙な引っ掛かりを覚えました。
(70点。これは、熱狂的なファンにはたまらない話だと思う)

全然関係ないが、
私にとって「別に好きじゃないけど見かけると見入ってしまう」人と言えば草剛。
実はすきなのかもしれない、と思い始めた今日この頃。



ランキング参加してます。 にほんブログ村 本ブログへ 人気blogランキングへ

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

コメント
この記事へのコメント
こんばんは。
こちらにも、お邪魔しますね。
再読したんですけど、やっぱりよくわからなくて…。
そう、設定は「SFだから(笑)」ですよね(笑)。
少女の微妙な歪みに、なるほどです。
奇妙な引っ掛かりは同じで、うれしいです。

こちらもトラバさせていただきますね。
2007/11/20(火) 02:55:28 | URL | 藍色 [ 編集]
>藍色様
私も全部納得したかというとそうではないんですが(汗)
そういう話だと思うしかないというか、そういう作者さんだと思うしかないというか。

でも嫌いじゃないんです、何故か。
2007/11/20(火) 11:30:29 | URL | 千砂 [ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://sensa.blog121.fc2.com/tb.php/463-01c7e570
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
カバーディレクション&デザインは岩郷重力+WONDER WARKZ。2005年10月初版。書き下ろし。再読。時空を超えた3つの世界を3部構成で描いたSF。 第1部1627年ドイツの街・レンス。「GOSICK」を思い出させる雰囲気。少女マ
2007/11/20(火) 02:55:58 | 粋な提案
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。