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「キャッチャー・イン・ザ・ライ」 サリンジャー
というか、「訳・村上春樹」の方がポイントな本。

キャッチャー・イン・ザ・ライキャッチャー・イン・ザ・ライ
(2003/04/11)
J.D.サリンジャー

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学校を退学処分になった僕は、ちょっとぐらい早くても問題ないと考えて寮を飛び出した。その後、数日の、「どたばたした」話。

名作と名高いし、あらすじは必要ないかと思うんです。

まず、読み出して。すっごく! 読みにくい文章だった。言葉遣いとか語尾とかがいちいち癇に障る。
私もともと、この主人公嫌いなんだわ。なんだこの鼻持ちならない男は。周りの人間に馴染めなくてこき下ろしてばかりで、努力知らずの怠け者で、自己中の嫌なやつ。
・・・ところが。読みにくいはずの文章が、この主人公の「嫌な感じ」を表現するのにぴったりな感じがしてきちゃうんだよね。不思議と。村上春樹の狙いが当たってるの?

ただし、多分、この本はもう読まない。
最近読んだ、「女性なら共感できるはず」の本の裏、「男性ならひょっとして共感できるの?」って本だった。

(70点)

カテゴリ:ア・カ・サ行
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