乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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予定も何も吹っ飛ばして、この本の感想を書かないといけない理由が(個人的に)あるのです。

夜叉桜夜叉桜
(2007/09/21)
あさの あつこ

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江戸の町で娼婦が殺された。同じ手口で何人も。同心・信次郎は手下の伊佐治とともに調べにまわる。一方、切見世で働くおいとは、男というものに絶望していたが、幼なじみの信三に再会したことで、世の中の見方が変わっていった。しかし、凶刃はおいとに襲い掛かる。信次郎と伊佐治はおいとが身につけていたかんざしを追って、遠野屋へ向かうが・・・。

※この本は、前作「弥勒の月」を読んでから読みましょう※

確か前作はそれほど高い評価をしてなかった気がする。人物の描き方に面白みがなくて。
今回は慣れてきたのか、それぞれの性格もはっきりしてきて、味わいが出てきた。私が想像していたより、伊佐治は若いらしい。
遠野屋と信次郎の確執や駆け引きも裏がわかってるだけに興味深いし、読んでる最中はそうでもないのに後で心に引っかかってくる文章もあるし、堪能しました。
ストーリー的にはかなり王道なミステリ。あらすじにしちゃうとけっこう単純だよね? でも、あさのあつこ氏はもともと雰囲気作りがうまい作家さん。単純な謎解きものではなく、人物を描こうとしている感じ。けっこう好きです。
続巻に向けての布石か(もともとこっちの方が本筋で謎解きが枝葉なのかもしれないけれど)、遠野屋の過去にかかわる話も増えてきて、嬉しい限りです。

しかし! 私の好みとしては、やっぱりもう少し人生経験を積んだ、要石のような人物が一人いると、話の深みが全然違うと思うのだけど。

(85点)
 
 

ここから追記。

もう一つ、欠点をあげるとしたら、人の名前。信次郎と信三、伊織と伊佐治、なぜ同じ作品でこんな名前の並べ方をするんだろう? 何かの暗喩? なんか、もう少し配慮あってもいいと思うなあ・・・。



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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

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