乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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何故かこの季節、宮部みゆきが読みたくなる。

幻色江戸ごよみ (新潮文庫)幻色江戸ごよみ (新潮文庫)
(1998/08)
宮部 みゆき

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体の弱い女房のために、一所懸命腕を磨いてきたかんざし職人、佐吉。ところが、お上が「奢侈取り締まり」をはじめたおかげで、商売上がったりになってしまった。そこへ、密かにやってきた嫁入り道具のかんざし作りの依頼。これがお上に知れたら、手が後ろに回ってしまうが・・・。
正月飾りの注連縄騒動を皮切りに、一月に一話ずつ、江戸の時代を生きた無名の人々の営みを、若干の怪異を交えて書かれた短編集。
余分なもののない、研ぎ澄まされた描写。湿っぽくならない、情におぼれない、それでいてほろりと泣かせる構成はさすが。

私がいちばん好きなのは『神無月』。
これ以上の犯罪を起こさないよう、押し込み犯人を捕まえてやりたい岡っ引きと、子供を思う父の気持ちが切なく絡み合った話。しん、と冷え切った空気がよく書かれている。

ラストの、「紙吹雪」が、また泣かせる話なのです。
この話で締めるところがいい。

(90点。何回も何回も再読するだろう話)

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今年の感想はこれでラスト。明日、「一月のまとめ」書きます。



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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

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