乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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何事にもタイミングというものはあるようで、昨日の本を読み終えて図書館に行ったら、本当にたまたまこの本が目に入りました。これは間違いなく、「読め」って神様が降りてきたんだと思います。

マリオネット・デイズ (teens’ best selections)マリオネット・デイズ (teens’ best selections)
(2006/12)
篠原 まり

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秋音は、父の本から、偶然一枚の写真を発見した。記憶にない昔、一歳年長の少年と手をつないで写っている写真。春休みが終わり、中三になった途端、秋音は毎日授業中に吐き気を催すようになる。「ママに心配かけちゃいけない」と懸命に頑張る秋音。保健室で休んでいると、同級生の保健室の主が話しかけてきて・・・。

すっごく、こわかったよ!!
(いつになく取り乱して大文字)

これは、子育て中の母親が読むべき本。

主人公の秋音は、母親の濃密な愛に包まれている、と信じている。しかし、「ママに心配かけちゃいけない、私がしっかりしないと」と思うたび、吐き気やだるさが襲ってくる。
原因は母親。読んでる側には解るけど、秋音がなかなか気付かないのがもどかしい。
その母親は、秋音が読書好きだと「読み聞かせを頑張った私のおかげ」、テストで百点取ったら「勉強を見てあげた私のおかげ」と全部自分のお手柄にして、しかもそれをいちいち秋音に告げる。
そして、声を荒げたり暴力を振るったりはしないものの、秋音が自分の望まない行動をとろうとしたら、目線・表情・しぐさなどで、やめるように仕向ける。
秋音は、母親に気に入られるよう、心を砕いているけれど、母親はそれに気付かない。ぜーんぶ、「私のおかげ」。

この本は、秋音が、母親の操り人形から抜け出して、自分を取り戻すまでの物語。
ストーリーの詳細は読んで欲しいから書きません。

この、母娘関係の濃密さというか閉塞感というか、すごい身に迫る感じがした。
ああこれあったなあと思ったり、これと同じことをしてないかと怖くなったり。
これだけのめりこんで読んだのは久しぶりだ。

ちなみに、北海道冬休み推薦図書(中学生)に選ばれている本なのです。
この本を中学生が読んでどう思うのか、聞いて見たいような怖いような。

(95点。今月はあたりが多いぞ?)



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コメント
この記事へのコメント
なんかおもしろい本ないかな~と
探させていただいて
この本に当たりました
感想をブログに書かせていただきました
ありがとうございました
この人の違う本も読んでみたいです
2008/04/17(木) 09:39:51 | URL | 桃葉 [ 編集]
>桃葉さま
紹介ありがとう。

結構重い話なんだけど、読む価値のある話だと思います。
この人、残念ながらこれしかまだ本出してないみたいなんですよね・・・。
私も、違う話が出たら読みたいです。
2008/04/17(木) 10:17:23 | URL | 千砂  [ 編集]
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